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元メンズアイドルの男性がニューハーフセクシー女優になった意外すぎるワケ「もう東京以外で生きていくのは無理」

メンズアイドルとして芸能界デビュー

――何をするために上京したのでしょうか? 「もともと私は歌手志望だったんですよ。なので、オーディションを受けたりライブをしたりするための上京ですね。ただ、手っ取り早く世に出るには、ソロよりもグループなのでは?と考えて、メンズアイドルとして活動を開始しました」 ――元メンズアイドルだったんですか!? 「ターゲット層はもちろん女性で、アイドルというよりアーティストに近いグループでしたね。武道館やZepp、BLITZのステージにも立っていましたし、ドラマに出演したこともあります。ただ、やっぱりそのうちに楽曲もパフォーマンスも自分がやりたいことではないな、と感じることが増えてモチベーションが保てなくなりました」 ――理想と現実のギャップに苛まれ始めたのですね。 「そのタイミングでコロナ禍に入り、ライブ活動もできなくなってグループが崩壊。アイドルは辞めることにしたんです。で、これをきっかけに人生をシフトチェンジして『ニューハーフになろう!』と思い立ったんです」 ――待ってください。急すぎやしませんか(笑)。 「でも、前々から準備はしていたんですよ。アイドル時代も女性ホルモンは打っていたんです。ちょっと胸が出てきていたので、衣装がTシャツやタンクトップの時はサラシを巻いたりしてましたね。その頃にはプライベートで男性と会う時は女装でした」 ――プライベートが女装なら、ファンの人たちからはバレづらかったのでは? 「そう思います。まるでA面とB面、2人分の生活をしている感覚でした」

「全部の性別を楽しんじゃおうかなって」

――ニューハーフになると決めて、具体的にはどんなことをしたのでしょうか。 「男性から女性になるのって、本当にお金がかかるんですよ。なので、まずはオトナのお店で働きながら豊胸と整形。今のところ、胸はあって下もついてる状態です」 ――まだ完全に女性になっているわけではない? 「使い切るまで残しておこうと思って(笑)」 ――今すぐにでも、少しでも早く女性になりたいという気持ちはないのですか? 「ないですね。そもそも私はめちゃめちゃ女性になりたいってわけではないんです。男性、ニューハーフは経験できたので、せっかくなら全部の性別を楽しんじゃおうかなって感覚。正直、メンタルは確実に男性ですね。なんなら好きな相手にも強く出てしまう、九州男児メンタルです(笑)」
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セクシー女優になった意外な理由
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