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毒舌配信者・たぬかなが“港区女子・パパ活女子”に思うこと「ライトでかわいい名前にするな」

女性による被害者ビジネスはこうして生まれる

たぬかな――〇〇二毛作(10~20代に自らの意思で性を売り物にして稼いだ女性が、年齢を重ねてから『私は搾取されていた』と主張して再び稼ぐ被害者ビジネス)が話題になってきたね。 たぬかな:〇〇二毛作って、ちょっと不幸に酔ってる女がやりがちよな。つらい恋愛してる女とか、都合のいい扱いされてる女とか、「辞めろ」って言っても辞めへんやん。 つらい恋愛をしてるかわいそうな自分に酔ってるとこあって、実は結構楽しんどるんよ。いつもはひどい相手が優しくしてくれるとめっちゃうれしくなって、気分のアップダウンを楽しんでるから、不幸中毒なんやね。もうドーパミンドバドバやからさ、幸せになりたいって言うくせに、幸せになろうとしてないよな。 大事にしてくれる男よりも、そういうジェットコースター気分を味わえるダメンズを好きになって、結婚してもらえなくて、見た目はちょっと小綺麗だけど職歴もない女が30代半ばで恋愛市場に放流されて、今まで性を使って得てきた男からの恩恵がもらえなくなって、「ちょっと待って、私って今まで性的搾取されてたよね」って怒り出して、〇〇二毛作し出すんですね。 ――私達は買われた、ってやつ。 たぬかな:ホンマに黙れって思うよな。自分で性を売り物にして飯食ってきたくせに何言ってんねん。私も配信に視聴者が集まらんようなったら「性的搾取された!」ってでかい声で言おうかな。「実はこうやって過激発言してきたのは、女性差別があったからなんです」「昔チン凸されて、セクハラを受けていました。みなさんが勝手に送ってきて……」とか適当なこと言ってさ、そこら辺のようわからんフェミニストを味方につけて稼ぐか。〇〇二毛作ってそういうことやん。 ――弱男の意見に沿った発言でおもしろい。 たぬかな:私は男女問わず弱者を馬鹿にしてんねん。でも「お前は何?」って聞かれたら「私も底辺です」って思うから、底辺同士で仲良くやっていこうなってスタンスかな。 弱者同士で集まってシェアハウスしたいよな。みんなあんまり稼がれへんけんさ、老後はシルバー人材派遣センターで細々働いて一人月3万ずつ稼いでさ、シェアハウスで暮らしたら楽しいかもしれんよ。か弱きホビット村の村長としてやっていくわ。ま、嘘やけど。

『社会的弱者との生配信ルポ』(星天出版)

1992年11月21日生まれ、徳島県出身。23歳で日本人で2人目の女性プロゲーマーになり、アメリカで開催された世界最大規模の格闘ゲーム大会「ComboBreaker2017」の鉄拳部門で3位に。2022年、配信での発言が問題視され所属していたプロゲーマーチームを解雇される。2023年、ライブ配信プラットフォーム「Twitch」で配信を再開し、毒舌配信で話題(物議)を呼ぶ。Repezen Foxx主宰のesports チーム「NOEZ FOXX」にも所属。(X @kana_xiao)
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社会的弱者との生配信ルポ 社会的弱者との生配信ルポ

なぜ社会的弱者らは、
毒舌女配信者のもとへ集うのか?

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