更新日:2025年02月11日 09:42
エンタメ

27歳で芸人になり34歳でYouTube登録者180万人&映画主演。“バキ童”ぐんぴぃが「諦められない夢」を追えたワケ

もし諦められない夢が残っているなら「バカになれ」

夢が残っているならバカになれ――さて、『怪獣ヤロウ!』の山田一郎は諦めていた夢を再び追いかけ始めましたが、同世代には諦めた人も多いと思います。それでも実は心の隅に夢が残っている人に、成功の階段を上っているぐんぴぃさんから言葉をください。 ぐんぴぃ:めっちゃバカになるのがいいと思います。僕も27歳で芸人になりました。みんな18歳とか20歳とかでなるところで、その年齢からというのは結構大きな決断です。 それなのに、なんで自分は追えたんだろうと考えると、めっちゃバカだったからなんです。本気で、芸人ってテレビで見る人たちくらいしかいないと思ってました。明石家さんまさんとか、そういう人たちしかいないと。 『怪獣ヤロウ!』はそこをコミカルに描いてますけど、夢が叶いそうなタイミングが少しでもあったら、周りの迷惑を顧みず、とにかくバカになってやってみる。バカにならないと夢なんか見られないと思います。「積極的にバカになろうぜ!」と思います。

積み重ねないで、“積み減らしたほうがいい”んじゃないかと

――ただ30代くらいになってくると、知らなかったことも知ってしまっています。 ぐんぴぃ:だからこそ、“あえて”と思うんです。積み重ねないで、“積み減らしたほうがいい”んじゃないかと。岡本太郎的な。 ――おお、積み重ねないで積み減らす。なんかいいですね。 ぐんぴぃ:それこそ、『怪獣ヤロウ!』にもあるように「ぶっ壊せ!」と。身軽なほうがいいじゃないですか。 ――本作は、いわゆるご当地映画で想像されるモノとはまったく違っていて、怪獣が街を壊す映像を、市の観光課が作っていく様が非常に面白く、関市の懐の深さを感じます。私が小学生のころ、クラスのお楽しみ会に、段ボールで作り込んだ町を、会の当日に怪獣着ぐるみ軍団がただ壊すという出し物があったのを思い出しました。 ぐんぴぃ:めっちゃいいじゃないですか! いったん壊さないと、新しいものを作っていけません。 ――大人になってからもそうかもしれませんね。 ぐんぴぃ:自分が積んできたことに満足していないのなら、一回壊しちゃう。それもバカになっちゃえばいい。バカになっても人生は続くし、そんな悲惨な目にはあわないかもよと、僕の経験的には言えます。
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恋愛至上主義のやつらと戦い続ける
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ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi

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