更新日:2025年12月24日 17:50
ライフ

タイに移住した日本人が明かす「生活費は月5万バーツ(約23万円)」のリアル。現地でカフェ経営に失敗しても…

ラン島でのカフェ経営と挫折

タイ人スタッフ

ラン島カフェからのパートナーでもあるタイ人スタッフと

2023年11月、パタヤの知人の協力を得て、パタヤ近くのラン島で貯金をはたいてカフェをオープン。ラン島は年間を通じて観光客が多く、ローシーズンでも一定の集客が見込めるため、成功のチャンスは十分にあると考えた。 「しかし、オープン直後、思わぬ壁にぶつかりました。未開発エリアの店舗だったため、住所がなくて会社登記ができず、ワークパーミット(就労許可証)が下りなかったんです。僕自身は店に立つことができず、営業はできても事実上の“オーナー不在”の状態が続きました」 さらに、日本人経営ということから近隣の飲食店オーナーたちからの“嫌がらせ”もあったという。 「ラン島はパタヤと違い、部外者を受け入れる風潮があまりありませんでした。タイ人経営の店から警戒され、住所の手続きも遅々として進まず……。『それならパタヤでやろうかな』と考えるようになりました」 こうした厳しい現実の中で撤退を決断。わずか半年でカフェを閉店させることとなった。

現地採用スタッフから駐在員へ

ひろたんその後、ひろたんさんが向かったのは、パタヤから車で約40分の距離にある日本人街・シラチャだった。 「パタヤに住み続けるために、学生ビザを取得するという選択肢もありました。しかし、リモートワークで続けていた会社が“出社”を義務づけたために退職を決意。タイで現地採用として働く道を選んだところ、いま働いている会社の社長と出会いました。面接でこれまでの経緯を話すと、『お前、面白いな』と気に入ってもらえて入社が決まりました」 入社時の給料は8万バーツ(当時のレートで約32万円)と、現地採用の日本人としては高額な方だ。これまでのIT企業での経歴が評価された結果だった。 さらに、今年からは現地採用スタッフから駐在員(本社採用)になった。これにより、日本支社とタイ支社両方から給料を受け取ることができるうえ、ボーナスやその他の手当も支給されるなど、待遇面でもまったく異なってくるのだ。
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生活費は月5万バーツ(約22万5000円)
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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