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極寒のキャンプ場で「頼みの綱の暖房器具が…」命がけの家族を襲った“さらなる悲劇”

管理人に電話した結果…

夜のテント場

写真はイメージ

 Bさん夫婦は慌てて外に出てみると、場内の電気は消えてテントから漏れる灯りでなんとか周りが見える程度。あちらこちらから「電気? あれ?」といった声が聞こえ、他の客たちも同じようにどうしたことかと外に出て、電源を確認していたという。 「どうやら宿泊客たちが使用した電力が増えすぎて、ブレーカーが落ちてしまったんです。他の客たちと話して管理棟に電話したところ、管理人は既におらず……。緊急時の連絡先に電話したところ『これからキャンプ場に行きます』とのことでした」  管理人が到着するまで20分ほど。その間、客たちは凍えながら過ごしたという。 「ダウンとか着込んでましたが、冬の山は本当に冷え込むんですよ。テントなんて布一枚で外と中を分けてるだけなんで、寒いったりゃありゃしない。薪ストーブを入れてるテントは大丈夫そうでしたが、『こたつ消えて地獄だよ〜』なんて話してる人もいましたね」

管理人が到着してブレーカーを戻すも…

 だが、管理人が到着してブレーカーを戻すも、数分するとまた停電が起きてしまった。 「結局、使用する総電力がとんでもないことになっていたんですよ。その後も何度か停電したことで、年越し間際に緊急の場内放送で『電気の使用を控えてください』と。しかし、それでも停電は頻発し、1時過ぎまで断続的に停電が起きて年越しどころじゃなかったです」
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キャンプ場は想像を超えた電気量に…
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グルメ、カルチャー、ギャンブルまで、面白いと思ったらとことん突っ走って取材するフットワークの軽さが売り。業界紙、週刊誌を経て、気がつけば今に至る40代ライター

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