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なぜカラオケで「怪獣の花唄」「ドライフラワー」「マリーゴールド」が人気なのか…実は定番曲には共通した“要素”があった

SNSで思わず手を止めてしまうフレーズがフックにも

近年、TikTokやInstagramのリール、YouTubeショートなどのショート動画プラットフォームの影響力が急激に拡大しました。これが、カラオケでの人気に作用していることは間違いありません。 「Bling-Bang-Bang-Born」 や 「アイドル」 は、その特徴的なリズムやキャッチーなフレーズが短い動画で使われやすく、ユーザーの記憶に残りやすい楽曲です。 これらの楽曲はバズることで幅広い層に浸透し、カラオケでも頻繁に選ばれていると言えるでしょう。 最後に、ベタですが「盛り上がりやすさ」も大きなヒット要因となっています。「怪獣の花唄」 はエネルギッシュなサビが特徴で、ライブ感覚で歌えるためカラオケで特に人気がでました。「Bling-Bang-Bang-Born」 はテンポの速いラップがカッコよく、挑戦したくなる曲として選ばれることが多いようです。 歌詞やメロディに加え、「歌って楽しい」「みんなで盛り上がれる」「感情を込めやすい」 という要素もまた、ヒット曲を生み出す鍵になっているはずです。 <TEXT/冬月みぃな>
音楽ライター、クラシカル・クロスオーバー歌手。長年混声合唱団に所属し、様々なソリストに選ばれる。普段はライブやコンサート、モデルをメインに活動する。2022年、テレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」のエンディングテーマ「太陽になる」をリリース
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