更新日:2025年03月31日 19:50
スポーツ

SNSで「40代とは思えない」と反響。41歳ブレイキン女子代表が明かす、“キレッキレ”の動きを保つ秘訣

いくつもの節目を乗り越えて「今の自分がある」

福島あゆみ

AYUMIさんのインスタグラムより(@ayumi.bodycarnival)

21歳からブレイキンを始めたAYUMIさんは着実に実力をつけ、頭角を表していく。国内外の大会で優勝を経験したほか、直近では ブレイキン日本一の座を争う「全日本ブレイキン選手権」で3連覇を果たし、さらにはパリ五輪のブレイキン日本代表にも選出された。 「今までブレイキンを20年間続けてきたなかで、いくつもの節目がありました。優勝した経験もあれば、思うようにいかない時期もあって、その時々で自分自身やダンスとの向き合い方が変化してきたんだと感じています。 特に30代に入ってからは、ひと通りの経験を積んだからこそ、自分のダンスに対して素直になれないこともありました。ダンスが大好きなのに、距離を感じてしまう。今思えば、『こう見せなきゃ』というように、自分をよく見せようと意識しすぎて、純粋に楽しむ気持ちを見失っていたと思いますね」 このような心の“モヤモヤ”から抜け出せたのは、ある時に友人からもらった「びびっているだけでしょ」という何気ない一言がきっかけだった。そして再び心からダンスを楽しめるようになったそうだ。もどかしさを感じる時期を乗り越えたからこそ、「今の自分がある」とAYUMIさんは言う。

ストレッチは1時間以上。関節や体幹のトレーニングを重視

福島あゆみ2024年のパリ五輪に出場したことで、スポーツのアスリートと関わる機会が持てたことが、AYUMIさんにとって新たな気づきにつながったという。 ブレイキンはアスリート的な要素がありつつも、カルチャーの側面を蔑ろにしては成り立たない部分もある。オリンピックという舞台で、他の競技のアスリートと同じ空間で時間を過ごせたことが、AYUMIさんにとって“まったくの新しい景色”に映ったのだ。 そんななか、パリ五輪で見せた、AYUMIさんの年齢を感じさせないパフォーマンスは、多くの人に勇気を与えた。 日頃から身体づくりやケアはどのように取り組んでいるのだろうか。 「練習前には、必ずウォーミングアップやストレッチを1時間ほどかけて入念に行うようにしています。正直、それをやらないと身体が動かないんですよ(笑)。30代後半に差しかかるにつれて、より一層意識するようになりましたね。 ブレイキンでは膝や肘など関節を多用するので、しっかりケアしないとパフォーマンスに影響が出てしまいます。そのため、ウェイトトレーニングではなく、関節を鍛えるトレーニングや体幹を鍛えるトレーニングには力を入れています」 練習後もストレッチをしっかり行い、毎日お風呂に30分ほど浸かって疲労をとることも欠かさない。必要があれば病院でケアを受けたりと、身体のメンテナンスには常に気を配っているそう。 また、ダンスとは関係なく、普段から食べるものには気をつけているとのこと。 「基本的に自炊中心で、小さい頃から好きな野菜は欠かさず食べていますね。最近では腸内環境を整えることも意識していて、乳酸菌は毎日しっかり摂るようにしています。ただ、お菓子が大好きなので、洋菓子とかつい食べてしまいがちなんですが、アドバイスを聞いて和菓子に変えるように頑張っています」
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やらずに後悔よりも、まずは一歩を踏み出すこと
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1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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