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年収2000万円から転落した40代男性。タワマン3LDKが“ゴミ屋敷”に変貌、実家に戻るまでの一部始終

タワマンブームの陰で起こりうる想定外のリスク

景色 今回のようなタワーマンション内のゴミ屋敷は、ひんぱんに見られるものではありません。ゴミ屋敷の清掃依頼では、生活保護を受けている方や、ギャンブル・アルコール依存などが影響して部屋が荒れてしまうケースが多い傾向にあります。  高所得者かつ、築年数の浅いタワマンに住む方がゴミ屋敷に陥るケースは少ないため、珍しくて、尚且つヘビーな現場でした。ご依頼者さまが自分と同年代だったこともあり、「社会的に成功し、元気に働いていた人でも、何かのきっかけでここまで追い込まれてしまうんだ」と印象深かったです。  今回のご依頼者さまは、「恥ずかしくて誰にも相談できない。相談された側も困るだろう」と考え、誰にも頼れずにいました。パートナーや友人など、身近に相談できる人がいれば、状況は違っていたのかもしれません。  現在、タワーマンションの価格は高騰し続けています。しかし、病気などがきっかけでローンが払えなくなり、生活が一変してしまうこともあります。現在の収入を基準に単身でローンを組んでしまうと、予期せぬ出来事が起こったとき、最終的にマンションを手放さざるを得なくなります。  タワマンブームの中で、こうしたリスクについても、改めて考える必要があるのではないでしょうか。 <構成・文/倉本菜生>
1980年生まれ、大阪出身。A-LIFE株式会社代表取締役。祖母の遺品整理を経験したことで、遺族の心労に寄り添う仕事をしたいと考え、2007年より個人商店として「関西クリーンサービス」を創業。2010年にはA-LIFE株式会社を設立し、本格的に遺品整理・特殊清掃の事業を開始する。YouTubeチャンネル「関西クリーンサービス」にて孤独死・ゴミ屋敷・遺品整理の現場を紹介し、社会に警鐘を鳴らし続けている。X:@KAMESAWA_Kclean
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