更新日:2025年04月02日 23:39
仕事

ソニー創業者は「中小企業の社長になったつもりで考えろ」有名社長たちの“逆境”名言5選

「ソーシャルニーズを市場化する」立石一真(オムロン)

オムロン

※写真はイメージです(Vladimir Arndt/stock.adobe.com)

 立石一真は1900年、熊本県生まれ。熊本高等工業学校電気科を卒業後、兵庫県庁を経て電機メーカーへ就職するが、経済恐慌でリストラが実施される。希望退職が募られると、30歳の立石は応じることを決断した。  独立した立石は、ズボンプレスやナイフ・グラインダーなど自分が考案した商品を売り歩いて、苦しいながらもなんとか日銭を稼ぐ。苦難の時代から抜け出すきっかけは、同級生から持ちかけられた「レントゲン写真撮影用タイマ」である。  立石は早速、試作品を作ると、大口の注文を受けることができた。オムロンの前身にあたる立石電機を創業したのは、勤め先を辞めてから3年後、33歳のときである。  1960年には「無接点近接スイッチ」の開発に世界に先駆けて成功。ATMや自動改札など無人駅システムも立石電機の技術によるものである。  高度な新技術で人々の生活を変えた立石が、よく言っていた言葉がこれだ。 「ソーシャルニーズを市場化する」  社会が何を必要としているか。いち早く感じてマーケットに落とし込むこと。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 『逆境に打ち勝った社長100の言葉』の「第4章 成功をつかむ言葉」から5人の経営者の言葉をピッアップした。本書は、そのほか「第1章 苦境を越える言葉」「第2章 発想を変える言葉」「第3章 人を奮い立たせる言葉」「第5章 己を信じる言葉」と、ジャンル別に経営者の言葉が収録されている。  逆境にぶつかったときにこそ、リーダーの真価が問われる。時代を創った経営者100人の名言から、成功をつかむためのビジネスの思考法を、ぜひインストールしてほしい。 <文/真山知幸>
伝記作家、偉人研究家、名言収集家。1979年兵庫県生まれ。同志社大学卒。業界誌編集長を経て、2020年に独立して執筆業に専念。『偉人名言迷言事典』『逃げまくった文豪たち』『10分で世界が広がる 15人の偉人のおはなし』『賢者に学ぶ、「心が折れない」生き方』など著作多数。『ざんねんな偉人伝』『ざんねんな歴史人物』は累計20万部を突破し、ベストセラーとなっている。名古屋外国語大学現代国際学特殊講義、宮崎大学公開講座などで講師活動も行う。最新刊は『逆境に打ち勝った社長100の言葉
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逆境に打ち勝った社長100の言葉 逆境に打ち勝った社長100の言葉
人の真価は、追い込まれた時にこそ試される。スティーブ・ジョブズ、松下幸之助、本田宗一郎、孫正義、ジェフ・ベゾスなどの名経営者たちが逆境を前に語った100の言葉を、解説と共に収録。困難な時代を生き抜く勇気がわいてくる。
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