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デヴィッド・ボウイ、その死から約10年。死してなお人を惹きつける魅力とは

ボウイと京都の知られざる関係

焼酎「純」のCMが撮影された正伝寺の枯山水庭園

焼酎「純」のCMが撮影された正伝寺の枯山水庭園(筆者撮影)

 ボウイのキャリアを語るうえで欠かすことのできない場所はいくつかある。その中でも、とりわけ重要だと思われるのが、先述のベルリン、そして、京都である。  先述の通り、ベルリンといえば「ベルリン三部作」が有名である。では、京都はどうだろうか。京都にはかつてボウイがお忍びで訪れていたとか、一時期、実際に住んでいたとか、そういった噂がささやかれている。  そんなボウイと京都の関係性の中でも印象的なのが、宝酒造の焼酎「純」のテレビCM (1980年)である。京都市の北部にある正伝寺の枯山水庭園で撮影されたCMは、ボウイが焼酎の入ったグラスを手に枯山水庭園に座り込んでいるだけという、CMとしてはいささか地味なものだった。  だが、流石はデヴィッド・ボウイである。このCMによって宝酒造と焼酎「純」の国内における知名度は大幅に上がった。また、宝酒造はこれを機に「デヴィッド・ボウイも出演したテレビCM」という強力な口説き文句を得て、様々な海外アーティストの出演承諾を得るコマーシャル路線を確立していった。

80年代の躍進-メジャーシーンへの本格参入-

1980年代、ポップスターとしての躍進を見せるボウイ

1980年代、ポップスターとしての躍進を見せるボウイ

 80年代のボウイといえば、やはりアルバム『レッツ・ダンス』(1983年)の爆発的なヒットが有名である。これまでの作品も全く注目を受けていなかったわけではないが、やはり全英米でのトップ入り、そして、グラミー賞最優秀賞ノミネートは異例だった。どちらかといえばアングラ寄りだったボウイが、本格的にメジャーなスターたちの仲間入りを果たした瞬間でもある。  しかしながら、単なる呑気なポップスターにならないところがボウイらしい。オーストラリアで撮影された「レッツ・ダンス」のMVは、資本主義社会の中で苦しむアボリジニたちを主人公にしており、暗に植民地主義を批判している。
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ボウイが見出したインターネットの可能性
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現役大学生ライター。読みは、れいもん・さるとる

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