更新日:2025年04月28日 19:34
お金

29歳で“FIRE”を実現「大事なのはテクニックではなくマインド」と断言するワケ

若くしてFIREを実現できた一番のポイントは?

バイアンドホールド

親孝行の一環で、金盛氏が母親にプレゼントしたクルマ

――若くしてFIREを実現できたポイントはなんですか? 金盛 ポイントはいろいろあると思いますが、いちばんはマインドだと思います。自分のためだけにFIREしたいと考えても限界はあると思いますが、親が生きているうちに孝行したいという気持ちがあったからこそ、僕は達成できたと実感しています。まだ親孝行はそれほどできていませんが、外食や旅行はお金を気にせずに出せるようになりました。 ――テクニックではなく、マインドなんですね。 金盛 マインドでいうと、“普通の人”の意見をすべてスルーできるかどうかも重要なポイントですね。というのも、そもそもFIREを実現できるのは、全体で見てもかなりの少数派なので、“普通の感覚の持ち主”ではないんです。  だからFIREをしようと計画しても、“普通の人”に反対されることが多い。僕も何人もの知人に「無理だ」と言われましたし、投資に失敗したときは「それみたことか」とバカにされて悔しい思いも体験しました。  周囲の反対やわずかな失敗ですぐに諦めちゃうのも“普通の人”ですが、FIREという普通ではないことを実現するためには、すべての反対意見をスルーしてでも、前に進む強い意志が必要になると思います。僕は「いつか見返してやる」という反骨精神も原動力になりました。 ――「いつかFIREしたいな……」程度の気持ちでは、絶対に実現できないと。 金盛 僕は実現できないと思います。

“FIRE”できる人の特徴

――強い意志があったうえで、FIREできる人の特徴は? 金盛 浪費家ではない、収入の最大化を怠っていない、金融リテラシーの向上を怠っていない。FIREに成功した人は、いずれもこの3つが備わっていると思います。あとは、人生はいつ終わってもおかしくないと悟っている方も強いですね。  僕は子供の頃から親族や知人の葬式に参列する機会が多かったのと、人間の生死を描いた作品をたくさん観てきたので、人間はいつ死んでもおかしくない、だからこそ後悔しないように生きようと昔から考えてきました。  日頃から死を意識して生活をしていると、死ぬこと以外は怖くありません。人間は恐怖心によって行動できなくなることがありますが、僕は生きてさえいれば何とかなると考えているので、学生時代に投資で失敗したり、周囲にバカにされたりしたときも、簡単に乗り越えられました。 ――年齢で足踏みする人もいると思いますが、40代や50代からでもFIREを目指す方法がありますか? 金盛 僕はFIREすることで、自由な時間を少しでも増やすことができるのが大きなメリットだと考えています。当然ながら、若ければ若いほどFIREした後に使える時間は増えますが、本気でFIREしたいのであれば、たとえ定年間近であっても、数年の自由を得るためにチャレンジする価値はあると思います。
 
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