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「トランプ関税」で激変する世界経済と中国リスク。“中国依存度が高い”ユニクロ、無印良品の命運は

中国への依存度が高い無印良品も…

 無印良品の良品計画も中国への依存度が高い企業の一つ。2024年8月期における中国大陸を中心とした東アジア事業の売上収益は、前期比13.4%増の1945億円でした。東アジア事業は売上全体の3割を占めているうえ、2桁増で数字を伸ばしていました。  今期も好調で、2025年8月期上期の同事業の売上高は前期比15.1%増の1103億円。大型のECイベントであるダブルイレブン商戦や春節のオンライン販売が増収をけん引。特にスキンケア商品の好調ぶりが際立ち、中国における消費の停滞感を跳ね返す勢いがありました。  これも中国の格安商品に市場を奪われ、急ブレーキがかかる可能性があります。  中国は2021年に「化粧品監督管理条例」と「化粧品登録備案管理弁法」を施行し、化粧品関連企業の設立が簡略化されていました。これによって安価なスキンケア商品や化粧品が大量に出回ることになったのです。  無印良品はブランド力と商品クオリティの高さで、競合を引き離しています。しかし、深刻な景気後退局面に入れば、消費者は格安商品に手を伸ばすことになるかもしれません。  アメリカの関税は合理的なゴールが見えないことから、何が起こるかわからないという怖さがあります。グローバル企業の経営者は、コロナ禍に並ぶ難局に立たされているに違いありません。 <TEXT/不破聡>
フリーライター。大企業から中小企業まで幅広く経営支援を行った経験を活かし、経済や金融に関連する記事を執筆中。得意領域は外食、ホテル、映画・ゲームなどエンターテインメント業界
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