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生ビール165円、小鉢33円…何もかもが安い、干物定食「しんぱち食堂」で朝9時台から飲む

ビールは2杯目に突入

しんぱち食堂

品数がありすぎて栄養成分表にも見える

 そんなことをしていたら、メインの定食もやってきた。ビールをちょうど飲み干してしまったタイミングだったので新たに注文し(当然165円!)、目の前に現れたのがこの光景だ。  ちなみにごはんは、並盛りの他、少なめの「半割り」というのがあって、飲みメインの僕はそれを選んだ。なのでここにきて初めて告白するけれど、この朝定食のメイン部分、通常価格である561円から55円引きの、なんと506円! すごすぎるぞ、しんぱち食堂……。  あと、ひとつだけ注意点。メニューでも推されていた、白米から玄米への変更。僕もより健康的に玄米でいこうかなと思っていたんだけど、タッチパネルには項目がなく、そこだけは注文後に店員さんに直接伝えないといけないシステムらしい(というかメニューにもそう書いてある)。今回はうっかりしてしまったけれど、次回はぜひそうしよう。ま、白米大好きだからいいんだけど。

しんぱち食堂でなにより嬉しいのは…

しんぱち食堂

おつまみもさらに充実

しんぱち食堂

メインのさば

 これまでもさんざん幸せな気分を味わわせてもらっているけれど、やっぱりしんぱち食堂でなにより嬉しいのは、焼きたての魚料理が食べられることだろう。こんがりと焼き目のついたそれは、ほとんどの店舗で炭火焼きされているそう。かつての日本では当たり前だったことかもしれないけれど、現代においてはこの上ないぜいたくと言えるだろう。  ちなみに「文化干し」とは、一般的な天日干しとは違い、塩水に漬けた魚を機械によって冷風乾燥させた干物のこと。焼いても身が縮まずジューシーなことが特徴。というのは、今原稿を書きながら調べていて初めて知ったことなんだけど、文化干し、確かにすごかった。
しんぱち食堂

いただきます

 ぱりりと皮目に箸を入れて割り、蒸気の上がるその身をひと口かじると、ふわっとした食感ととももに、さばのジューシーな旨味があふれ出す。素直にうますぎる。こりゃあ人気がでるはずだわ。そんなさばと、醤油をたらした大根おろしとの相性なんて説明するまでもなく、すかさず白米をほおばれば、まさに“おさかな天国”。しかもそこから間髪を入れず、キンキンの生ビールまで飲めてしまう。
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やりたい放題やったのに、お会計はまさかの…
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1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。X(旧ツイッター):@paricco

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