更新日:2025年04月17日 10:26
エンタメ

アルバイトの“使い捨て”が蔓延…正社員に比べて“劣悪な待遇”だった運送会社での辛い経験を「56歳アクション俳優」が映画にするまで

「好き!」を貫くことが人生の支えに

大東賢

最近は多忙な日々を送る大東さん

かくして映画『バトルクーリエ』は完成し、4月19日(土)公開が決定。現在も大東さんはプロモーション活動などのため、大阪と東京を新幹線で頻繁に行き来している。 取材の最後、映画を通じて世に伝えたいメッセージを大東さんに尋ねたところ、何よりも「パワハラやイジメ、苦しい境遇に悩む人達を励まして、世の中をちょっと良くしたい」ということであった。 運送会社でのパワハラだけでなく、大東さんは学生時代のイジメなどにも苦しんでいたという。そんな大東さんにとって常に心の支えだったのは、アクション俳優やアクション業への憧れと熱意。自分の趣味・好きなもの・夢や目標を大事にし続けることが、世間に渦巻く理不尽・不条理へ立ち向かううえで何より強い力になる……そうしたことを、大東さんは『バトルクーリエ』を介して世間に広めようとしている。 「僕はアクション俳優なので、単なる俳優仕事はほとんどやらないんですよ。僕の知り合いでもアクション俳優を名乗ってた人が、アクションブームが去ってから別の仕事に転向した人はかなりいます。食べていくためには仕方ないことですけど、僕は最後までアクション俳優を名乗っていきたいです。 一人の人間を愛するように一つの物事を愛して、一つの物事を愛するように一人の人間を愛することができれば、それで頑張ることができますよって、それを世の中の人に感じてほしいですね。それだけじゃなく、職場を良くするっていうのも愛だし、それを映画で伝えていくっていう」 今後の目標について、大東さんは「今回の映画が成功すれば続編も作りたい」「PAG制作の映画に倉田保昭先生や、海外のスターも出演してもらいたい」と笑顔で語っている。ちょっと上の目標からはるか高みまで、目指す道のりは長いながらも、その道を踏破してやろうという気概が「なにわのサモ・ハン・キンポー」からは感じられた。 大東さんの作品『バトルクーリエ』を観た人の中には、主人公・美剣が苦しみを背負いながらパワハラや強敵へ立ち向かう姿に心打たれる人、我が身を重ねて励まされる人が決して少なくないだろう。映画というフィクション内で戦う変身ヒーローの勇姿が、現実世界のどこかで悪習を打ち払う助けになることを願うばかりである。 <取材・文/デヤブロウ>
東京都在住。2024年にフリーランスとして独立し、ライター業およびイラスト業で活動中。ライターとしては「Yahoo!ニュース」「macaroni」「All Aboutニュース」などの媒体で、東京都内の飲食店・美術館・博物館・イベント・ほか見所の紹介記事を執筆。プライベートでも都内歩きが趣味で、とりわけ週2〜3回の銭湯&サウナ通いが心のオアシス。好きなエリアは浅草〜上野近辺、池袋周辺、中野〜高円寺辺りなど。X(旧Twitter):@Dejavu_Raw
1
2
3
SPA!編集部が「人生後半を賢く楽しく生きる」をテーマに厳選した記事をメルマガ会員限定で毎週金曜日にメールでお届けします。仕事・お金・性・人間関係…人生を豊かにする秘訣が見つかります。無料・10秒で完了です。
無料でメルマガ登録する⇒⇒
※登録後、メール認証が必要です。受信した認証メールをクリックして、登録を完了させてください。
※認証メールが届かない場合、迷惑メールに入っているか、メールアドレスが間違っている可能性があります。再度ご登録ください。
【関連キーワードから記事を探す】