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70歳の金萬福が振り返る、30年前のブレイク期。『浅ヤン』に命がけ「死んじゃうと思ったけど、やりたかった」

世界最長の麺をつくる企画は「ほとんど拷問」

――数あるロケのなかでも伝説が、「世界一長いラーメンをつくる」でした。クレーンでものすごい高さの海上に吊るされた金さんが、世界最長の麺をつくる企画です(笑)。 金:あれも、危ない! 危ないよ~、あれ。クレーンで30メートルくらいの高さあるんじゃない? ――ほとんど拷問ですよね(笑)。 金:海の上から下を見ると、人間が本当にちっちゃい蟻みたい。その日は朝が早いし、千葉の海のロケで夜までずっとやってるんですよ! ――『浅ヤン』のDVDを見返すと、オープニングでは金さんも元気があって周りの日も明るいんです。だけど、5分ぐらい経つと辺りが真っ暗になって、あきらかに金さんの元気がなくなっていくんですよね(笑)。 金:当たり前よ。ずーっとクレーンで吊るされて、くるくる回ってるからめまいして。それで“バーン!”って海に叩きつけられて、水のなかに入るじゃないですか。海が寒いのよ! 春の千葉は風も結構強いしさ。

「もう1回、浅ヤンをやろう」の呼びかけに「絶対、いや!」

――ところで、あんな長いラーメンって本当につくれるんですか? 金:一応、最初は本物をつくったですよ。でも、麺を持ったらちぎれちゃうじゃない? だから、外は麺だけど中にホースが入ってるんです。 ――ホースに麺を巻いて、あたかも完成したように見せたんですね。 金:そうそう。本物の麺を手に持ってぶら下げるとちぎれちゃうじゃん。それで考えて、ホースを入れて麺を外側に巻いた。そうじゃないと、ああいう感じにできないよ(笑)。 ――高所に吊るされた金さんが、麺を持ってぶらぶらさせてましたからね(笑)。あのロケが本当につらくて、番組終了後に水道橋博士が「もう1回、『浅ヤン』の特番をやろうよ」と言っても、金さんは「絶対、いや!」「高須は絶対いや!」と、ディレクターを名指ししながら嫌がったと聞きました(笑)。 金:ハハハハハ! 今はそうでもないけど、そのときはね(笑)。厳しいもん、高須さん。 ――高須さんのロケは伝説です。ロケの時間は長いわ、スタッフへの当たりは強いわ(笑)。 金:時間も長いし、やることが彼は厳しいですよ。やりたいことができなかったら、ADさんとかタレントさんに彼はいろいろやっちゃうかな(笑)。ハハハハハ! 今はダメねえ。昔のADさんは本当に大変だったけどねえ。
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“超人”江頭2:50でさえできなかったことに成功
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1978年、東京都生まれ。2008年よりフリーライターとして活動中。得意分野は、芸能、音楽、(昔の)プロレス、ドラマ評。『証言UWF 最後の真実』『証言UWF 完全崩壊の真実』『証言「橋本真也34歳 小川直也に負けたら即引退!」の真実』『証言1・4 橋本vs.小川 20年目の真実 』『証言 長州力 「革命戦士」の虚と実』(すべて宝島社)で執筆。

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