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70歳の金萬福が振り返る、30年前のブレイク期。『浅ヤン』に命がけ「死んじゃうと思ったけど、やりたかった」

周りの料理人からはやきもちを焼かれた

金萬福

今では考えられない企画の数々ではあるが、当時はやりたくてやっていたのだという

――聞けば聞くほど、ありえない企画ばかりですね(笑)。 金:いやあー、大変でした。毎回毎回、命かけて。ほかの芸人さんやタレントはたぶん無理。裏で「やりたいくない」って言っている芸人もいっぱいいました。「そんなに危ないんだったら、もうやりたくないよ」って。ロケも長くて、26~28時間ぐらいのときもあった。ありえないよ、そんなこと(笑)。 ――超一流の料理人が、なんでこんなことをやってるんだっていう(笑)。でも、金さんは「やりたい!」という気持ちで出演し続けていた? 金:はい。そうじゃないと、たぶんできないね。 ――浅草キッドが、「金さんは香港映画をたくさん見ていたからコメディへの理解があった」とも言っていました。 金:いや、半分半分ね。理解できていることは半分あるけど、ワケわからないのが半分ですよ(笑)。でも、当時は料理人でテレビに出ることってなかなかないですよ。だから、気持ちとしてはめちゃめちゃ出たかったです。最初はずっとじゃなくて2~3回くらいで終わりかな? と思った。でも、1回出たらずーっと続いて嬉しかったね。あの頃、僕の友だちの料理人でテレビに出たい人は結構いたんですよ。だから、やきもちとかいーっぱい焼かれた。 ――ああいう危ないことをやってでもテレビに出たい料理人が、周りにはいたんですね。 金:やっぱり、いるね。 <取材・文/寺西ジャジューカ>
1978年、東京都生まれ。2008年よりフリーライターとして活動中。得意分野は、芸能、音楽、(昔の)プロレス、ドラマ評。『証言UWF 最後の真実』『証言UWF 完全崩壊の真実』『証言「橋本真也34歳 小川直也に負けたら即引退!」の真実』『証言1・4 橋本vs.小川 20年目の真実 』『証言 長州力 「革命戦士」の虚と実』(すべて宝島社)で執筆。
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