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朝ドラ『おむすび』が史上最低視聴率に…業界人が「そもそもヒットは期待できなかった」と語るワケ

母親役の演技に入り込めなかった橋本環奈

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また、橋本環奈の演技力についてもA氏は指摘した。 「橋本環奈さんは朝ドラのヒロインらしいピュアさや真っすぐなキャラクター像をよく把握して、好感の持てる演技をしていたと思います。 ただし、それは序盤から中盤にかけてまでの話。娘が生まれた母親役になってからも口調やセリフ回しに変化が見られず、感情移入がしにくいところが多々あった。橋本さんとしても初挑戦に近い母親役だったので難しかったとは思いますが、それにしても演技が稚拙だったかと……」 また、キャスティングなどを務める制作会社の女性プロデューサー・B氏は、同作の不可解な数週間について疑問を呈した。 「年明け放送の16週と17週の2週間にわたって、橋本環奈さん演じる米田結が登場しなかった点が気になりました。 この2週だけメインが仲里依紗さん演じる結の姉・歩のエピソードになっていたんです。エピソード自体は、ギャル文化や多様性を絡めた話で見応えはあったのですが、さすがに『結はどうなっているの?』と思い、冷めてしまいましたね。 細かいキャスティングの事情までは分かりませんが、秋ごろに映画『キングダム』の撮影があったという話は聞きました。もしかすると橋本さんの多忙なスケジュールを前提に、サブストーリーを入れなければならない状況だったとするとガッカリです」

朝ドラの醍醐味・サブキャラが跳ねず……

また、深夜ドラマの脚本を手掛ける女性脚本家・C氏にも話を聞いた。 「朝ドラといえばヒロインはもちろんですが、愛されるサブキャラの存在も欠かせないと思っています。『おむすび』ではそういった朝ドラ好きをくすぐるサブキャラクターの深堀りが薄かったこともヒットしなかった理由だと思っています。 『あまちゃん』ではヒロイン・アキの母・春子の青春時代を演じた有村架純さん、『あさが来た』ではヒロイン・あさと対立する千代を演じた小芝風花さん、『虎に翼』ではヒロイン・寅子の同窓生で男装をしたよねを演じた土居志央梨さんが魅力的でした。 『おむすび』では、専門学校の同級生・沙智を演じた山本舞香さんが繊細な演技をしていて惹かれていましたが、登場が少なすぎましたね……」 『おむすび』が最低視聴率をマークした理由を、業界関係者はこのように見ていたようだが、テレビ離れが叫ばれる時代で、13.1%はとんでもない数字であることも忘れてはいけない――。 現在放送中の『あんぱん』とともに、アーカイブ配信などで『おむすび』も改めて見直してみるのもよいかもしれない。 <ライター/木田トウセイ>
テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。
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