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30年前にデビューした“53歳元セクシー女優”が復帰を決意したワケ。昔の撮影とは「かなり違ってビックリ」

セクシー女優と同時に始めたストリップの収入はまさかの赤字連発

ストリップは赤字――でも引っ越し費用は、早いうちに稼げたんですよね。ストリップやオトナのお店も同時期に始めているので、お金に困っていたのかな、と想像していました。 愛田:むしろ、ストリップを始めてからお金に困るようになりました(笑)。 ――どういうことですか? 愛田:劇場に行くと、10日、20日とずっとそこにいるんですけど、毎日仲の良い子と飲みに行っちゃって。あとは衣裳ですね。私、凝り性なので衣裳はオーダーしていたんですけど、それが10日分のギャラと同じくらいかかっちゃうんです。 ――え、じゃあ出演してもプラマイゼロ……というか、マイナスじゃないですか。 愛田:そうなんです(笑)。だから事務所に借金をお願いしてたんですが、それも限界が来ちゃって。「稼げる職場」としてオトナのお店を紹介してもらいました。 ――それは予想外の流れでした。実はけっこう、お金を使っちゃうタイプなんですか? 愛田:はい、貯金できないタイプなんですよね。でも今では積み立て貯金を始めて、コツコツ貯めてます(笑)。

「今は熟女がイケる!」と聞いて復帰を決意

復帰を決意――セクシー女優復帰の話をお聞きしましょう。復帰の理由は? 愛田:実は私じゃなくて、私の知り合いが事務所を探していたんです。そこで私が、昔の知り合いの伝手を辿っていろいろ聞いていると「あれ、るかさんは出演しないんですか?」と聞かれて。 「私なんて、50を超えたおばさんだよ」って言ったら「いやいや、今は熟女がイケるんですよ」って言われたんです。じゃあやってみようかなって、今の事務所を紹介してもらったんです。 ――では、全然復帰は考えてなかったんですね。 愛田:はい。でも話を聞いて「やってもいいんだ」って。需要が増えているなら、もう一花咲かせたいなって思ったんです。
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セクシー女優のことはいまだに両親に言っていない
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単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター

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【愛田るか】
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