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30年前にデビューした“53歳元セクシー女優”が復帰を決意したワケ。昔の撮影とは「かなり違ってビックリ」

セクシー女優のことはいまだに両親に言っていない

家族には言ってない――ご家族には、復帰の話はしましたか? 愛田:いえ、していません。そもそも私、デビューのときも話していないんですよ。父親が厳しいので、たぶんバレていたらとんでもないことになっていたと思います。 ――ずっとバレなかったんですか、それもすごいですね。 愛田:家にビデオデッキすらなかったですし、今もスマホすら両親は持っていない、超アナログ家庭なので。雑誌も読まないし、私が東京にいるときに実家は引っ越していて、近所の人は私の存在すらよく知らないので、周りから話が耳に入る可能性もないんです。 ――じゃあ、ご両親は愛田さんが東京でなにをしていると思っているんですか? 愛田:一度、六本木でダイニングバーを開いたんです。2年で閉めちゃったんですけど、それもあって今はキャバクラでママをやってる、ってことになってます。

昔の撮影のほうが「なんでもアリ感」はあったかも……

――久しぶりの撮影はいかがでした? 愛田:まず、契約書にビックリしました(笑)。あとは撮影のスケジュールがかなり詰まっていて、撮影内容がカッチリ決まっていて流れ通りに撮影していく、必要なシーンを必要なだけ撮影していく、と言うんですかね。その点もかなり昔と違う感じがしました。 昔はもっと女優も男優さんもアドリブを入れたり、ハプニング的なことが起きたり、なんでもアリな感じがあったんです。そういう意味では、昔のほうが刺激的だったかな、とは思います。 ――撮影の方法も、かなり変わりましたからね。 愛田:でもそのぶん、監督さんは「このシーンではこう撮れば、女優の魅力が際立つ」と考えて撮影してくれるようになっている、と感じましたね。撮影中、モニターで見せてもらったんですが、照明も凝っているし、とてもキレイな映像になっていて感動しました。
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美しさをキープするための施術に600万円以上を投資
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単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター

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【愛田るか】
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