恋愛・結婚

平日はお互いに極力関わらない「週末婚」を希望する女性が増加傾向。いまだに存在する「家事労働の夫婦間格差」が背景に

仕事をしながら「夫のママ」はやりたくない

 そもそもコロナ禍によって、自宅に対する考え方が大きく変わった人が多いはずです。5類移行前ほどのフルリモートではないとしても、週に何日かはリモート出勤という勤務形態も決して珍しいものではなくなりました。  したがって「家庭内週末婚」を希望する以前に、「各自の書斎」の必要に迫られている夫婦・カップルが少なくありません。  こうした外部的な要請も後押しとなって、「ならばいっそ家庭内週末婚に」と思う女性が増加している肌感があります。  では、この「家庭内週末婚」の是非をアドバイザー目線で考えてみましょう。単純な選択肢としてはもちろんナシではありません。あくまで2人の生活ですから、2人のあいだで納得していればよいことです。  残念ながら、女性がフルタイムで働いていても関係なく「お世話」を期待する男性も、減ってきたとはいえまだまだいるのも事実。  週5で働きながら、相手の健康・希望・タイミングにあわせた食事や着替えの用意をするのは非常に大変なことですから、女性たちが予防線を張りたくなる気持ちもよくわかります。

子供が生まれたら、共同生活からは逃れられない

 ただし、DINKS以外の夫婦は、「家庭内週末婚」もとい「平日独身生活」をいつまでも続けることはできません。あまりに当然のことですが、子供ができれば、平日・週末に関係なく、保護者としての責任が常にあるわけです。  子育て以前に、妊娠してつわりがない女性はたったの2割といわれます。妊娠してから、子供が生まれてから、本格的な共同生活を始めたとしても、それでうまくいけばもちろん問題はありません。  しかし、「家庭内週末婚」が最適だと判断するようなライフスタイルの夫婦だと、各々がもともと仕事や趣味などで多忙なタイプの方が多いでしょう。  すると、お互いに「こんなこと聞いてない!」「思っていたのと違う!」と、すれ違ってしまうのもさもありなんです。  夫婦2人だけの状態であっても、しっかり関わり合う共同生活を営めば、「家庭内週末婚」として過ごすより、よほど喧嘩や言い争いが発生するのは当然です。けれど、2人きりのうちに共同生活上の懸念点を潰していかなければ、後から苦しむ場合も多いでしょう。  ですから、DINKSを選択するつもりの夫婦以外なら、少なくとも妊活を始める前には共同生活を始めるのが得策といえるはず。
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申し込まれている側は、危機感を持つべき
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結婚相談所マリーミー代表取締役、恋愛・婚活アドバイザー。 1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを創業。そこで培ったマッチング能力・人材発掘力を生かし、2009年に結婚相談所マリーミーを設立。日々カウンセリングを行いながら、セミナーの開催、テレビやラジオへの出演など幅広く活動中。著書に『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』(講談社)、『モテ理論』(PHP文庫)など

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