仕事

「天井が落下して“走馬灯”が見えた」特殊清掃員が語る、命がけの仕事内容。床に危険な刃物が散乱していることも

「“走馬灯”が見えた」出来事

 さらに本当に死を覚悟し、走馬灯が見えた現場もあった。 「火災現場の清掃だったんですが、全焼じゃないから解体せずに掃除だけしてまた住めるようにしたいとの依頼でした。ススだらけなので研磨をかけたりして綺麗にしていくんですけど、家全体に振動を与えてしまったんです。  すると、天井がドーンって落ちてきました。ほんとに天井が落ちてくる間、時間がものすごくゆっくりに感じて、昔の懐かしい記憶が頭の中にぐるぐる回りはじめたんです。本当に走馬灯のように見えるんだって驚きました。でも自分の頭スレスレで運良く天井が止まりました。あのまま頭に激突してたら死んでただろうなって。その家は、このまま住むのは危なすぎるので、依頼主には解体をすすめました」  特殊清掃の仕事は常に危険と隣り合わせだ。 <取材・文/山崎尚哉>
(公社)日本ペストコントロール協会認証技能師。1992年、東京都大田区生まれ。地元の進学校を卒業後、様々な業種を経験し、孤独死・災害現場復旧のリーディングカンパニーである「ブルークリーン」の創業に参画。これまで官公庁から五つ星ホテルまで、さまざまな取引先から依頼を受け、現場作業を実施した経験を基に、YouTubeチャンネル「BLUE CLEAN【公式】」にて特殊清掃現場のリアルを配信中!趣味はプロレス観戦
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