更新日:2025年12月16日 17:58
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新幹線で“走り回る子供”に爆発寸前…「注意しない母親」に女性が言い放った“芯をつく一言”

自動ドアで遊び始める子供

迷惑客

画像はイメージです 
※画像生成にAIを利用しています

 注意されたことで母親はさすがにまずいと思ったのか、子供を連れて席に戻った。しかし、車内が静寂に包まれたのはわずかな時間だった。 「その親子は進行方向に向かって一番前の三人掛けの席にいたのですが、今度は子供が自動ドアで遊び始めたんです。ジャンプしてダンッ!と音を立ててドアの前に飛び込んで……。自動ドアが開くのが面白かったようで、今度は大声で笑いながらドアを何度も開け閉めしたんです」  この時点で車内のイライラは頂点に達していたと多田さん。だが、もちろん親は注意もせず、それどころか今度は祖母も一緒になって子供とはしゃぎ始めてしまったという。 「子供が向こう側の車両に行って、ドアが開くたびに『ばぁ〜〜!』って大声を出し始めたんです。それに対してそのコのおばあちゃんは何度も『たっくん、かわいいね〜』って。それを何度も目の前でやられて……。疲れてるし、うるさいしで頭に来て、さすがに注意しようとしたんです」

ある女性の一言で車内の空気が一変

 イライラが頂点に達した多田さんだが、ヘタに注意してトラブルになることも頭をよぎり、乗務員を呼びに行こうかと思ったそのとき……。 「ドアが開いて『ばぁ〜〜! たっくん、かわいいね〜』とおばあちゃんが言った瞬間、私の後ろに座っていた女性が『別にかわいくないですよ! むしろ迷惑してますから』って、けっこう大きい声で言ったんです。おばあちゃんは目が点になってましたが、私の周りはみんなクスクス笑ってましたね」  この一言が引き金になり、その後たっくんが暴走しようとすると母親と祖母は静かにするように声を掛けたり、連結部に連れて行くようになったのだとか。 「ウチも子供がいるから、騒いでしまうことはわかります。でも、それをたしなめるから周りの人も『子供だし仕方ないよね』って感じると思うんです。でも、一緒になってはしゃいで、それも公共の場でやるのはダメでしょ」  子供には伸び伸びとさせてあげたいという気持ちと、公共の場でのマナーは違う。しっかりとしつけをすることも、“たっくん”にとっては大切なことだったのだ。 文/谷本ススム
グルメ、カルチャー、ギャンブルまで、面白いと思ったらとことん突っ走って取材するフットワークの軽さが売り。業界紙、週刊誌を経て、気がつけば今に至る40代ライター
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