仕事

すぐに職場を辞めた18歳の新人女性の顛末。男子禁制の寮に彼氏を連れ込み…注意されたら「じゃあ、辞めます!」

寮の規則「男子禁制」「門限は夜10時」を破って…

看護学生 とある医師会では、看護学校に通いながら希望者には看護助手として働く場を提供し、就職先をあっせんする制度がある。  ある年、佐々木優子さん(仮名・40代)が勤める病院には、2名の看護学生が入職し、その一人がYだった。 「Yは、あいさつも返事もハキハキとしていて、全職員が好印象で迎え入れました」  看護学生は、出身地に関係なく“全員が入寮する”という方針があった。佐々木さんは、寮生の先輩としてYたちに寮の規制について教えていたという。 1.男子禁制 2.門限は夜10時。やむを得ず遅れる場合には必ず連絡を入れること 3.午前0時以降は音漏れに注意すること 「えー、門限とか厳しくないですか?」  とYが声を上げた。 「ご実家はわりと自由だったのかな? 門限夜10時はちょっと早い気がするかもしれないけど、慣れればそこまででもないよ」  佐々木さんの言葉に対して、Yは明らかに不満そうな表情を浮かべながらも、「そうですか」と答えた。

寮を抜け出したことを注意されて「じゃあ、辞めます!」

「Yは、仕事を覚えようと一生懸命でしたし、学校でも友だちができた様子で順調に見えたのですが……」  一方、寮内では、Yの深夜の行動に対して先輩から注意を受けることが増えていったという。 「どうやら、Yは社会人の男性とお付き合いしているらしく、深夜に電話で誰かと話している声が部屋から漏れていたみたいなんです」  Yは「彼の仕事が終わるのが遅くて、どうしても深夜になっちゃうんです。気をつけます」と素直に謝罪をするのだが、以降も毎晩笑い声が響き渡り、同期からも注意を受ける有様だったそうだ。  そして、態度が改善されないまま、さらに大きな問題へと発展した。 「寮を夜中に抜け出したこと、自室に彼氏を連れ込んだことが発覚しました。ついに事務長から注意されると、『じゃあ、辞めます!』と寮から飛び出してしまったんです」  連絡を受けたYの両親が平身低頭で謝罪にきたが、Y本人は戻る気がないということでそのまま退職。数か月後には「学校も辞めてしまった」と聞いて、佐々木さんは驚くよりも呆れたという。 「当時まだ18歳だったYと30歳後半だった彼が、その後どうなったのかは誰も知りません。よい人生を送れていればよいと私は願っています」 <取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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