【独自】高級デリヘルで働く42歳大学教員を直撃「結婚相手もコントロールしようとする母の下で…」
民俗学の教授職も経験した現役の研究者であり、風俗店に勤務する美魔女がいる。高級デリバリーヘルス「東京貴楼館」の二階塔子さん。定型句のごとく美魔女と書いたが、その言葉さえ浮薄に思えるほどしなやかな体躯と美しい鼻梁が印象的な女性だ。私生活では夫と子どもを持つ主婦でもあり、謎多い美女の半生に迫った。
塔子さんは誰もが羨む東京都の一等地で生まれた。父親は開業医、母親は銀座のホステスという血統だ。だが父親との記憶は薄いという。
「忙しくて、ほとんど家にいませんでしたからね。ただ、いるときは可愛がってくれました。遊び方が派手で、腹違いのきょうだいがいるような父でしたが、医療人としてもビジネスマンとしても成功していましたし、一定の尊敬はありますね」
絵に描いたような裕福な家庭。となれば当然、芸能人や政治家などの子女が多く通う超名門私立小学校へ入学することになる。
「車での登校が当たり前の学校でした。有名人やビジネスでの成功者が多く通うため、育ちの良い子が多かったですね。性格もとてもよく、過ごしやすい学校だったと思います」
もとは水商売をしていたが、専業主婦として塔子さんの教育に力を入れるようになった母親には、譲れないポイントがあったという。
「母はもともと美術系の分野において、自分の夢がありました。しかし父に見初められて水揚げした経緯から、夢を諦めなくてはならなかったんです。社会経験の少ない母は、娘である私に依存するようになりました。具体的には、交友関係への口出しなどによって、コントロールしようとするんですね。
母は“格”というものを大事にしてきましたから、思春期に私が異性からアプローチされると、『どちらの学校の方?』と聞きました。そして、次に『どのあたりにお住まいなの?』と値踏みするんです。そのあたりから、私は母に対して『この人に何を言ってもわかってもらえないだろう』と考えていました。女性としては、美しくておしゃれで、学ぶべきことも多いのですが」
だが現在、塔子さんはそんな母親と二世帯住宅に暮らしているという。その理由は何か。
「責任感、でしょうか。母は社会経験がほとんどないですし、自分がなんとか面倒をみなくてはという意識があります。一緒に暮らしている旦那は、もってこられた縁談のなかから選んだ医師なので、もちろん母も“検品済み”です(笑)」
実に2年近くもの間、通信制の大学で教鞭を執りつつデリバリーヘルスでも勤務をしている塔子さん。経歴を一瞥すれば性風俗産業と程遠いようにも感じるが、そのきっかけは、やや変わっている。
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki

二階塔子さん


