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外国人観光客の行列が絶えない一蘭。“簡単に入れない店舗”が増えても「日本人ファンが離れない」ワケ

一蘭の味を“家”でも楽しめる「お土産商品」の開発にも注力

「お土産商品」の開発にも注力そのほか、小売店や公式ECサイトで一蘭のお土産商品を販売しており、「店舗がない地域でも一蘭の味を楽しめるように工夫している」とのことだ。 「おみやげ商品の種類も少しずつ増やしています。店舗ではストレートの細麺をご提供しておりますが、おみやげ商品限定で、特製のちぢれ麺を販売しております。お店の麺とはひと味違う食感を、ご自宅でお楽しみいただけます。 また、一蘭の代名詞ともいえる“赤い秘伝のたれ”のノウハウをもとに開発した『一蘭 旨辛コク増し』は、炒め物や煮込み料理、揚げ物などさまざまな料理に使える万能な調味料ということもあって、お客様からの人気も高い商品です」

一部の店舗では限定メニューも。変わらぬ“とんこつラーメン”へのこだわり

最近では、木村拓哉さんのYouTubeチャンネルで、一蘭のラーメンを“完食”する動画が話題となった。このように、著名人やインフルエンサーが一蘭を取り上げる機会も多く、そのことも一蘭の口コミを広めるきっかけになっているようだ。 さらに一蘭ではメニューを多様化せずに、「天然とんこつラーメン」一本に絞り込んでいるが、一部の店舗では限定メニューを提供している。
なんば御堂筋店のみ提供されている「100%とんこつ不使用ラーメン」

なんば御堂筋店のみ提供されている「100%とんこつ不使用ラーメン」

天神西通り店のみ提供されている「釜だれとんこつラーメン」

天神西通り店のみ提供されている「釜だれとんこつラーメン」

「大阪のなんば御堂筋店では『100%とんこつ不使用ラーメン』を、福岡のキャナルシティ店では『和風とんこつラーメン』、天神西通り店では『釜だれとんこつラーメン』を提供しています。 いずれも店舗限定メニューとなっており、“ここでしか味わえない特別な一杯”としてご好評をいただいています。これからも世界一とんこつラーメンを研究する会社として、さらに磨きをかけていきたいですね」 連日、行列の絶えない一蘭は、働く環境の改善にも力を入れている。2018年から24時間体制で店舗をサポートする専門チームを設立。店長が不在でもスタッフが安心して働ける体制を整えてきた。 スタッフ採用ではAI面接を導入するなど、業界の課題である労働環境の厳しさや人手不足に対し、色々なアプローチで継続的に活躍できる環境づくりを進めている。 そうした企業努力が、一蘭の成長を支えていくのではないだろうか。 <取材・文・撮影(インタビュー)/古田島大介>
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている
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