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“トイレのない無人駅”で耐え切れず立ちションした男性の末路。鉄道作業員に目撃され…「二度としない」

次の列車を待つまでの間が気まずかった……

北海道の糠南駅

約1.6㎞先の公共施設を最寄りのトイレとして案内する北海道の糠南駅

「助かりましたけどね。だって立ちションって軽犯罪法違反や公然わいせつ罪に問われる可能性があるって言うじゃないですか。相手はお巡りさんじゃないから捕まるとかはなかったかもしれませんが、鉄道会社の方に駅前での放尿姿を見られているわけですから。  たまたま寛容な人だったからお咎めなかっただけで、別の方だったらもっと面倒な状況になっていたのかもしれません。そう考えるとラッキーだったなって」  さすがにそのまま放置しておくのは気が引けたため、黄色く変色していた部分に新雪を被せておいた佐藤さん。その後は列車が来るまで駅舎の中で待っていたが、作業員たちは外でずっと除雪作業を行っていたため、ちょっと気まずさを感じていたようだ。 「だって全員にバレてるだろうし、一刻も早く離れたいのにまだ30分以上もありました。あの時はいつも以上に時間が経つのが遅く感じました(苦笑)。同時に二度と立ちションはしないと心の中で誓い、秘境駅巡りをする時は水分を極力控えるようにしています」

「トイレはあって当然」ではない

 駅にトイレを設置すれば、維持管理のためのコストが当然かかる。最近は鉄道各社も厳しい経営を強いられており、利用客の少ない一部の駅にトイレがないのは不便だが仕方がない。  都会に住んでいる方はあって当然と思い込んでいるかもしれない、その常識が地方でも必ずしも当てはまるわけではないのだ。 <TEXT/高島昌俊>
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。
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