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「まるで宴会」飛行機内で騒がしい“中国人の団体客”が、“急に静かになった”意外すぎる理由

理由は不明だが、突然静かになった

地獄のフライトはまだまだ続く。 「真剣に介護と仕事の段取りを考えていたので、明るい笑い声や咀嚼音がかなり気になり、苛立ちが余計に募っていました。でも母への思いもあり、注意する気力がわかず、悲しい気持ちになってしまったんです。もしかしたらもう会えないかもしれないと思うと……、悲しくて勝手に涙が出てきてしまいました」 今後のことを考えているうちにポロポロと涙が溢れてしまった山田さん。 「すると突然、隣にいるおばちゃんたちがガクッと寝始めたんです。今までうるさかったのに急に。あまりにも不自然なタイミングで、まるでコントかのようでした。一体なんなの!?と疑問に思いましたが、疲れていたし静かになったので私も気づいたら寝てしまいました」 機内にようやく訪れた静寂に山田さんは安堵することができた。

実は悪い人たちではなかった?

「目が覚めた時には、もう着陸段階に差し掛かっていました。ふと視線を感じ、横をみてみると、、例の隣の席のおばちゃんがじっと私を見つめてきたんです。『えっ?』とつい身構えました。すると、紙に包んだお菓子を差し出してきたんです。ああ、これってもしかして私の事を心配してくれているのかなと。謝罪なのかねぎらいなのかはわかりませんでしたが、不器用な優しさを感じました。うるさくてガサツで空気が読めないけど、悪気があったわけではなかった。その時、あの時急に静かになったのは彼女たちなりの配慮だったのだということに気づいたんです。はじめは『悪い席に当たっちゃったな』と残念な気持ちでいましたが、最後にちょっと泣き笑いしてしまいました」 エレガントとは言えない中国人のおばちゃん軍団のマナーの悪さに憤りを感じていたものの、ちょっとした親切心を感じられ、山田さんの心は少し休まったという。 観光客、ビジネスマン、家族の事情など、飛行機には色々な背景を持つ乗客が同じ空間を共にする。それぞれの日常は交差しないことが大半だが、時には各々の人生が交わり、ちょっとしたドラマが生まれることもあるようだ。 <TEXT/おせりさん>
下北沢に住む32歳。趣味はポーカーとサウナ、ホラー映画鑑賞。広告代理店・制作会社を経てフリーランスのブロガー兼ライターに。婚活ブログ『アラサー女の婚活談義』と生きることをテーマにした『IKIRU.』を運営中。体験談の執筆を得意としている。X(旧Twitter):@IKIRUwithfun
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