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キャリーケースで通路を占拠、非常ボタン誤作動に改札トラブル…関空で働く男性が明かす“迷惑観光客”の実態

外国人観光客に日本のマナーを伝える難しさ

関西空港

関西空港

 また、関西空港駅発の電車内では、4人席に2人で座り、その空いたスペースにキャリーケースをドンと置いて占領、他の乗客をシャットアウトするパターンを頻繁に見かけるという。  戸惑いを覚えながらも、古川さんは今日もなんとか帰路に着く……。こうした出来事を通して、「最低限の公共マナーを外国人観光客にどう伝えるか」が大きな課題だと感じていると話す。 「英語で注意するのもハードルが高く、つい見て見ぬふりをしてしまうことが多いですね。旅先での高揚感や文化の違いは理解していますし、決して悪気があるわけではないことも分かっているのですが、小さなことでも積み重なっていくとストレスになります。本当に良い旅とは、訪れる側と迎える側、お互いの理解と配慮があってこそ成立するものなのかもしれません。  万博が開催され、観光客がますます増加している今、国としても文化の違いを“壁”ではなく“橋”に変えていくような取り組みが求められている気がします」 <取材・文/藤山ムツキ>
編集者・ライター・旅行作家。取材や執筆、原稿整理、コンビニへの買い出しから芸能人のゴーストライターまで、メディアまわりの超“何でも屋”です。著書に『海外アングラ旅行』『実録!いかがわしい経験をしまくってみました』『10ドルの夜景』など。執筆協力に『旅の賢人たちがつくった海外旅行最強ナビ』シリーズほか多数。X(旧Twitter):@gold_gogogo
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