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ハーレーダビッドソン「販売台数2割減」の衝撃… ホンダ・カワサキと大きく明暗が分かれたワケ

独自の地位を築くも、時代に取り残されてしまう

 ハーレーは空冷Vツインエンジンにこだわり、エボリューションの新型モデルにおいてもバルブの開閉をプッシュロッドという機構で行う従来のスタイルを踏襲。  これが市場に受け入れられたことにより、競合他社が生き残りをかけて切磋琢磨していた機能性を追い求めるというポジションから、ハーレーは抜け出すことができたのです。しかし、これは諸刃の刃でもありました。当時は優位性を保っていたものの、ガラパゴス化によって時代に取り残される結果となったのです。  一般的な大排気量モデルは、排出ガス規制への適合や性能面で劣るため、空冷が使われることはほとんどありません。しかし、ハーレーは最新型のミルウォーキーエイトVVT121エンジンにおいても空冷を採用しています。これはハーレーの既存のファンが空冷特有の鼓動感を求めているからにほかなりません。

ホンダとカワサキは北米で好調を維持

 ただ、オートバイ市場全般においてはクルーザーの人気が衰えました。性能を極限まで追求したスーパースポーツやストリートファイター、走破性の高いアドベンチャータイプが人気を獲得しています。  ハーレーとよく似たオートバイを販売するアメリカの会社に、インディアンモーターサイクルがあります。ハーレーとインディアンは、クルーザーの購入をする際に比較検討されることでよく知られています。この会社を傘下に収めているのがポラリス・インダストリーズ。ポラリスのインディアンを含むオンロード事業は、2024年度が17%の減収でした。2025年1-3月は2割の減収。不振ぶりはハーレーと非常によく似ています。  一方、ホンダの二輪事業における2024年4-12月の北米販売台数は11.4%増加。カワサキの2024年度の北米販売台数も23.4%増加しています。  こうした数字を見ると、ハーレーの売れない主要因がインフレや高金利ではないことがよくわかります。
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日本では過剰なノルマで自爆営業も
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フリーライター。大企業から中小企業まで幅広く経営支援を行った経験を活かし、経済や金融に関連する記事を執筆中。得意領域は外食、ホテル、映画・ゲームなどエンターテインメント業界
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