更新日:2025年05月28日 17:37
ライフ

“セクシー女優の母親”を持つ女性タレント(15歳)を直撃「女優デビューした母にかけられた言葉」とは

愛Risさん

病気で苦しむ人が“ダメ人間”の烙印を押されないために

――今後の活動の展望を教えてください。 愛Ris:アイドルである以上は、多くの人から愛され、多くの人を癒やす存在になりたいと思っています。一方で、現在もなおともに生きている起立性調節障害という病気について知ってもらうことも、私が存在する意味のひとつかなと思っています。 実は近々、書籍を刊行する予定なのですが、そこにも起立性調節障害や不登校の経験について書いています。  死ぬ病気ではなくても、本人がとても暗い気持ちになったり、つらい目にあったりするものは多くあります。傍目からはサボりや怠けをみなされ、ややもすれば“ダメ人間”の烙印を押されてしまいかねないものに、今日も誰かが苦しんでいるかもしれない。社会に生きている人たちが、そんな風に想像力を働かせることができるようになったらいいなと思います。もしも私がそれを考えるきっかけになれるのなら、素敵ですよね。 =====  愛Risさんの屈託のない笑顔の裏には、誰からも理解されない孤独に打ちひしがれた過去があった。病に傷つき、人の無理解を知ってなお、愛Risさんは人を癒そうと自らの魅力を活かして芸能活動を続ける。多数決で天秤が傾いていくこの世界で、徹底して少数のほうへ突き進む勇気。いや、勇気ですらないのかもしれない。愛Risさんにあるのはおそらく、道を自力で切り開いてきた母への愛慕。自分の生きたいように生きていくことを肯定し合う母と娘の絆が、そこにあった。 <取材・文/黒島暁生>
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
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