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アメトーーク!にも出演した芸人が「2500万円稼ぐ」昆虫ブリーダーに転身したワケ。「1人で5000匹育てる」驚きの飼育生活

年間5000匹以上の飼育が可能なワケ

年間5000匹以上の飼育が可能なワケひとりで年間5000匹以上という驚異的な数のクワガタ・カブトムシを繁殖する三森さん。まわりからも、「ひとりでこの数を育てるのは異常」と言われているそう。 この数字を可能にしている理由はなんなのだろうか? 「20年以上前から『むし社』という昆虫ショップが出版する専門雑誌を愛読していて、常に新しい知識を吸収するようにしています。飼育の歴史を見直すのも面白いので、バックナンバーを取り寄せることもあります」 その上で、クワガタ・カブトムシの飼育の基本となる飼育部屋の湿度や温度管理の部分では、クワガタ・カブトムシになった気分で調整を加えている。 「湿度が高い時は土に含ませる水の量を減らし、乾燥していたら水分を多めにするといった経験則的な部分も大きいです。ただし、種類によって産卵しやすい環境が違うので、実際にはクワカブ目線で環境を整えます。例えば土の詰め方でも、『詰めすぎて固いと掘るのが大変だし、自分なら嫌だな』と思ったら、詰めすぎないようにするといった感じです」 カブトムシは木には産卵しないが、クワガタには木にも土にも産卵する種類がある。また、産地によって好む温度帯も違う。そういった種類別の特性を熟知し、最適な環境に整えることが繁殖成功の鍵だという。 「特に決まったセオリーはありませんが、この方法で20年くらい繁殖を続けてきました。日々、クワカブの気持ちになって考えることが、結果的に5000匹の飼育を可能にしていると思います」

梅雨が明けてからがベストシーズン

梅雨が明けると、クワガタやカブトムシが活発化する季節が本格的にスタートする。三森さんにとって一年で最も忙しく、また最もワクワクする時期の始まりだ。 「夏はクワカブと出会うベストシーズンです。『クワカブの部屋』には、国内外の様々な種類がそろっているので、実際に見て、触れて、その魅力を感じてほしいですね。日本にクワカブのブリーダーがもっと増えてくれたらいいなと思います」と笑顔で語る。 昆虫への情熱が導いた、意外なキャリアチェンジ。今年の夏、クワカブの魅力に触れてみるのも、新しい体験になるかもしれない。 <取材・文/安倍川モチ子>
東京在住のフリーライター。 お笑い、歴史、グルメ、美容・健康など、専門を作らずに興味の惹かれるまま幅広いジャンルで活動中。X(旧Twitter):@mochico_abekawa
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