恋愛・結婚

「恋愛リアリティショー」にのめりこむ“恋愛初心者”に待ち受ける末路…婚活のプロが本気で“注意喚起”したいワケ

「恋愛リアリティショーで勉強」は的外れ

 では謙虚に、あくまで「勉強のつもりで」見ているとしましょう。恋愛リアリティショーで映し出される恋愛模様とは、たとえば「素人の草野球」か、または「プロ野球」のようなものです。  初心者が「野球を始めたい!」と思ったときに、素人の草野球の動画を視聴することから始めるのはナンセンスであり、まずは自分が初心者チームの草野球のメンバーに入れてもらうか誰かに教わりながら、実際にやってみるべきでしょう。  あるいはプロ野球を見て、「こんな風に自分も野球がしたい!」と思っても、何の基礎も訓練もしていないのに出来るわけはなく、それが出来る人は、小さい頃から訓練と努力を積み重ね、肉体や精神を鍛え抜いていなければなりません。  こうしたことが、いかにトンチンカンであるかは誰にでもわかるはず。「結婚や恋愛をしたいから、恋愛リアリティショーで勉強」も、ほとんど同じ的外れであるのに、途端に気づけない人が急増してくるのです。  人それぞれ全く環境や特性も違いますし、自分以外の人の初めての恋愛も、考えられないほどにモテてきた人々のきらびやかな恋愛も、どちらも恋愛初心者の参考書として適切ではありません。

なにより大切なのは…

 婚活・恋活をするうえでは、ほかの誰でもない、自分自身がプレーヤーでいることがなにより大切です。  そのために、コンテンツの擬似・代理の婚活や恋活で現実逃避をしないこと、そして適切で良質な参考書選びが肝要となります。  私のおすすめの参考書は、欧米系ドラマ全般です。なにも恋愛モノでなくても構いません。欧米系のドラマだと、どんなジャンルのものであれ、「自分の気持ちをはっきりと言葉にする」「会話から逃げずにしっかりとお互いに話し合う」シーンが多々描かれます。  そうした「真に相手と向き合うコミュニケーション」のやり方をドラマを通して学ぶことで、婚活や恋活における最大の障壁である、コミュニケーション不全を乗り越える糧にできるはずです。 <TEXT/植草美幸>
結婚相談所マリーミー代表取締役、恋愛・婚活アドバイザー。 1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを創業。そこで培ったマッチング能力・人材発掘力を生かし、2009年に結婚相談所マリーミーを設立。日々カウンセリングを行いながら、セミナーの開催、テレビやラジオへの出演など幅広く活動中。著書に『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』(講談社)、『モテ理論』(PHP文庫)など
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