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「30代を過ぎると“口臭”がキツくなる」夜の1分で出来るオーラルケア

磨き残しは口臭・黄ばみの原因に。歯医者が教える磨き残しポイント

口元歯磨きがしっかりできているかどうかは、むし歯や歯周病などの病気や口臭、歯の黄ばみなど、たくさんのお口トラブルに関わってきます。 歯磨きはお口の中を清潔に保つための基本なのです。仕事の多忙な年代の方では、“ちゃちゃっと磨き”が目立ちます。歯磨きは1本1本、丁寧に磨かなければなかなか汚れが落ちてくれません。特に歯ブラシが届きにくい上の奥歯の頬側や、舌が邪魔をしてしまう下の奥歯の裏側、溝が深い上の前歯の裏側など、無意識のちゃちゃっと磨きでは歯ブラシが行き届かない部分に磨き残しのある人が多いです。
裏側

裏側は磨き残しがある人が多い

もちろん、磨き残しというのは人によって異なってきます。歯並びや歯磨きの時のクセは、その人特有のものなのです。

歯医者は美容院感覚で利用するのが正解!

お口の中の状態や、歯磨きのクセ、うまくできることやコツなどは、それぞれ違うものです。 治療のためだけではなく、みなさんの今のお口の状態はどうなのか、オーラルケアは間違っていないか、よりお口をキレイにするためのアドバイスをもらうために歯科医院を利用してみてください。 歯ブラシでは落としきれない部分のプロケアを受けたり、日々のセルフケアを見直すために利用することで、歯医者に通うことがより有意義に感じられると思います。 女性は男性の口元を実はじっくり見ているもの。健康的な白い歯、嫌な臭いのしない吐息は、それだけでも“爽やかな人だなぁ”という印象を与えます。男性の笑顔は何歳になっても無邪気に見えて、女性の心が動くものです。素敵な笑顔には健康的な歯や歯茎が重要なので、まずは歯医者でのメインテナンスで問題点がないかどうか確認をしてみてください。 <文/野尻真里>
一般診療と訪問診療を行いながら、予防歯科の啓発・普及に取り組んでいる歯科医師です。「一生涯、生まれ持った自分の歯で健康にかつ笑顔で暮らせる社会の実現」を目標にメディアで発信をしています。X(旧Twitter):@nojirimari
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