更新日:2025年06月26日 15:26
仕事

40代半ばで恋愛経験ゼロ……普通になれなかった非モテ男が「紗倉まなと絡む男優」になるまでの普通じゃない生き方

男性なら一度は憧れる職業・AV男優に、社会的地位や経済力を持つエリートの「兼業」が増えている。人生の勝ち組であるはずの彼らが得たいのは刺激か、称賛か──。モザイクで隠し切れない心の内に迫った! 40代半ばにして正規の交際経験はゼロだという非モテ男子の平原さん。そんな非モテ男子がひょんなことからAV男優の道に。彼の普通ではない生き方に迫った。

上級国民は諦めた……非モテ男子のAVデビュー

[AV男優する上級国民]の肖像

AVの仕事は月に2回程度。「本業での昇進などには興味がなく、最低限の仕事をこなすだけ。本業と趣味としてのAV出演を無理なく楽しんでいます」平原直哉さん(仮名・44歳)。

「仕事もプライベートも人並みの幸せが欲しくて、盛りのついたサルのような顔で必死に女性にアタックしていた時期がありました」 朴訥とした訛りを交えて話すのは、平原直哉さん(仮名・44歳)。北関東のとある県に生まれ、専門学校を卒業したのち、フリーターや派遣社員を転々とした。ブラック企業で精神を病んだ時期もあったが、その後運送会社に就職し、現在は仕事の合間にAV男優として活動する。 10年ほど昔、AV業界で仕事を始める以前、平原さんが最も苦手意識を抱いていたのは恋愛だった。女性の気持ちを察するのが苦手。「いいところまでいけたと思っても、交際には至らなかった」と言い、今も40代半ばにして正規の交際経験はゼロ……。