“睾丸を攻撃する”謎イベントを主催する女性を直撃。「性癖に目覚めたきっかけ」「興奮する対象」も教えてもらった
男根をモチーフにした神輿で有名な川崎市の「かなまら祭」を筆頭に、古から伝わる奇祭は津々浦々で連綿と受け継がれている。さて、「蘇民祭」のように時代の変化で終了するものがある一方で、衝動の赴くままに本能を開放する行事が、令和のいま誕生した。その名も「玉狩り大会」。
日本全国から集まった“睾丸が打たれ強い”猛者たちを、ドS女性と戦わせる大人のエンターテインメントイベントで、複数人のドS女性が睾丸に対して容赦なく攻撃を仕掛けるのだという。
それにしても、なぜそんな危険そうなイベントが開催され、喜んで参加する人がいるのだろうか?
筆者は2025年5月3日に開催された第4回玉狩り大会で、主催者である「ドSのいおりん」さんに直撃インタビューを試みた。
いおりんさんは、SMクラブにいるようないわゆる女王様ではなく、性風俗店に勤務したことも一切ない。つまり、一個人としてのドS女性だという。にもかかわらず、大勢のファンの心を惹きつける理由を掘り下げていきたい。
「きっかけとなったのは、2023年9月のデパートメントH(*1)。それまでナイトイベントには一度も行った経験がなく、誘われて初めて行ってみたんです。そのときに『女王様のコスプレをすると目立つし、もっと楽しめるよ』とアドバイスをされまして。バニーガール衣装で鞭を持ち、M男を叩き回したのが快感でした」
初めてのデパートメントHで自身の性癖に目覚めたのか。いおりんさん曰く、小学校入学前までさかのぼる必要があるらしい。
「実は、4歳のときから自分の中に加虐性があるのには気づいていました。“キュートアグレッション”というらしいんですけど、自分がかわいいと思ったものを締めたり、つねったり、潰したり、踏んだり……。それは隠さなければいけないことだし、小学校でやめようと思い、中学に入ってからは加虐性を隠して生活していたんです。でもデパHで、他人を叩いていいという立場に置かれてみたら、すっごくハマってしまって……毎月通うようになりました」
Мの男性が好みなのかと思えば、物事はそう単純ではない。
猫とお酒と夫をこよなく愛するフリーライター。2015年からライター活動をスタートし、得意ジャンルはアダルト全般からメンタルヘルス、動物愛護やファッションその他と多岐にわたる。LGBTQアライの保護猫ボランティア活動家で、もはや何でも屋。
X:@hyakkaryoran4

「玉狩り大会」の主催者「ドSのいおりん」さん
幼少期から秘めていた加虐性とセクシュアリティ

ボンテージ衣装に身を包み、スイッチオン


