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齊藤京子が語る俳優としての決意「日向坂での成功体験はお守り」

「大人だね」と言ってもらえるようになりたい

齊藤京子 ドラマイズム『あやしいパートナー』 日向坂46――5月にはカンヌ国際映画祭ではレッドカーペットを歩くことになると思いますけど、俳優として世界を意識することも? 齊藤:日本で沢山の方々に私のお芝居を届けられるよう努力している最中ですが、いつかは海外の方にも届くように頑張りたいです。そのためには英語も勉強して、俳優としての強みを増やせたらいいなと思いますね。 ――ひとつの軸を持つとしたらどんな俳優を目指していますか。 齊藤:長澤まさみさんのように、名前を聞いて知らない人がいないぐらいの存在になりたいです。 ――現在27歳ですが、年齢は意識しますか。 齊藤:お芝居の世界では年齢はあまり関係なかったりするので。どの年齢でも味のある役があったりもしますし、そこはいい意味で気にしてないかもしれないです。 ――ひとりの女性としてはどうでしょう。 齊藤:もっと物事や人間関係を俯瞰して見られるような大人になれたらいいなっていう思いはあります。 ――アイドル時代からわりと俯瞰して見られていたような気も。 齊藤:もっと大人になりたいなっていうのは思うんですよ。精神年齢も上げて、接しているときに「大人だね」と言ってもらえるようになりたい。 ――大人になりきれていないと感じる部分は? 齊藤:ゲームとかカラオケとか、楽しいと思ったらずっとやり続けちゃうとか。それが大人じゃないっていうわけじゃないんですけど、人間としての軸から大人になりたいっていうのは思っています。

体のメンテナンスが「癒やし」であり「ストレス発散」

――休日のストレス発散はどんなことをしてますか。 齊藤:今はおうちカラオケで、ひとりで歌って発散するぐらいですね。 ――ほかのインタビューを読むと、最近は健康にも気を使い始めたそうで。齊藤さんが大好物に挙げていたラーメンもあまり行ってない? 齊藤:そうですね、頻度はだいぶ減りました。健康に良いとされるサプリメントを飲んだり、免疫力を高める習慣をつけたり。自分のために良いことをしてるという充実感もあるし、実際に風邪も引かなくなったんです! そういう意味では、体のメンテナンスは癒やしでもあり、ストレス発散かもしれないですね。 ――今後挑戦してみたい役を教えてください。 齊藤:まだまだ経験を積んでいないからこそ、いろいろな役をやりたいっていう気持ちですね。強いていうなら、Netflixの『イカゲーム』のようなサバイバルデスゲーム作品のプレイヤー役をやってみたい。私がゲーム好きっていうのもあって、ああいう頭脳戦でずる賢く勝ち上がっていくようなストーリーは、演じながらも楽しめそうです。 【齊藤京子】 1997年、東京都生まれ。’16年にけやき坂46(現:日向坂46)の1期生としてデビュー。卒業後は、ドラマやバラエティーを中心に活躍している。初主演映画『恋愛裁判』が今冬公開予定。ドラマイズム『あやしいパートナー』(MBS火曜24時59分/TBS火曜25時28分~)は、FANTASTICSの八木勇征 とのダブル主演。同作は、’17年に韓国で放送されたチ・チャンウク主演の『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』の日本版リメイク <撮影/コウ ユウシエン 取材・文/吉岡 俊>
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