恋愛・結婚

銀座ホステスが「この人は一生結婚できないだろうな」と感じてしまう50代男性の特徴

結婚できない男性とは

 
みずえちゃん

大阪・北新地などのキャバクラを経て、現在は銀座のクラブにホステスとして勤めている

 では、「結婚できない男性」とはどういった方々か。まず真っ先に思い浮かぶのが収入が年齢には不相応、つまり極端に低い男性です。男女平等とはいえ、まだまだ男性=家族を支えていくもの、と考えている人は多い。そのため、収入が不安定な男性は婚活市場では不利な立場になってしまいます。  ところが、それなりに収入があっても結婚できない男性がいます。詳しく解説します。 ・20代女性と同じ目線で恋愛しようとしている  未婚であり、かつ結婚願望がある独身男性の中でも、ご自身の加齢と正しく向き合えていない男性は非常にマズい。特に、20代と同じ目線で恋愛しようとしている50代は。  例えば「恋愛に年齢差は関係ないさ」と胸を張り、30歳以上年下の女性に対して堂々と発情している50代男性は、おそらく一生結婚できません。  大人が若者から一目置かれるには、経済力の差を見せつけるのが1番手っ取り早い。しかし、20代と同じ目線で恋愛しようとしている男性ほどなぜかその辺を軽視し、彼女の誕生日に3000円前後のジルスチュアートのハンドクリームなんかをプレゼントしたりしてしまいます。それも50ml、1万5,000円の美容液を買っているような女の子にですよ。  一方で、20代の女の子と恋愛できている50代男性というのは、若い女性との恋愛はお買い物であると割り切っています。 ・妥協はしないが己のスペック上げはとことんサボる  太っているなら痩せる、年齢肌にはケアをする、体臭・口臭が気になるなら予防や対策をするなど、ルックスを“人並”に整えることは誰にだってできます。ところが、それらをとことんサボる男性に限って妥協することを知らず、「細身巨乳の小芝風花ちゃん似の20代」にターゲットを絞るなどの高望みをします。  それどころか、そのような高望みを高望みであると認識すらできていません。ありのままの50代男性を愛してくれる、健気で少し可愛くて(小芝風花ちゃん似)Gカップの20代女性とランチしたり、ゆくゆくは同棲などしたいという高望みを、全く高望みであると認識しておらず「ささやかな希望」程度に位置づけ、運命の出会いによる一発逆転を狙っています。  しかしそのような奇跡は起こりません。あなたが出会ったのは運命の相手ではなく、詐欺師か新興宗教やマルチの勧誘か、「頂き女子」だと思っておいた方がいいでしょう。 ・年下の女性に対して「妥協してあげている」というスタンスで接する  20代の女性は50代男性の恋愛対象としてはあまりにも若すぎる、というところまではわかっているのに、なぜか30代のおばさんには勝機を見出してしまっているおじさんは少なくありません。  中には「だからお前くらいが丁度いい」と、妥協してあげたヅラで迫ってくる中年も。すみませんが、50代と36歳(私)じゃ干支1周以上離れていますし、並んで歩いたらギリギリ親子です。

収入があるなら収入で勝負しよう

 年齢差や容姿の優劣の差は財力で埋めてしまうのが最も手っ取り早いでしょう。収入があるならとことん収入で勝負しませんか。 「女性は年齢を重ねるごとに価値を失う」なんてことはどうせおじさんたちが言い出したことなのでしょうけれど、性的な魅力を価値とするなら、おじさんだって年齢を重ねるごとに価値を失っています。  年齢を重ねるごとに増すものがあるとしたら、それは主に収入です。  50歳過ぎても駅から徒歩20分の家賃6万円の外階段ボロアパート住まい、ゆでたパスタに塩振って食ってるおっさんはもっとちゃんと絶望しましょう。
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正しく妥協しましょう
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1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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