「あおり運転」の意外な顛末。迷惑ドライバーが両手を合わせて“スマン”のポーズを見せるまで――仰天ニュース特報
大事件ばかりがニュースではない。身近な小さな事件の方が人生を左右することもある。近年、増加する「あおり運転」は日常を脅かす深刻な社会問題に。そんな注目のテーマを取り上げ日刊SPA!で大反響を呼んだ仰天ニュースを特別セレクション!(初公開2023年12月19日 記事は取材時の状況)
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ここ数年、ニュースなどで頻繁に取り上げられている「あおり運転」。20年6月には改正道路交通法が施行され、以前よりも厳しく罰せられるようになったが、激減しているとは言い難い。
自動車損害保険を扱うチューリッヒ保険が発表した『2023年あおり運転実態調査』によると、あおり運転をされたことがあるドライバーは53.5%。最初に調査を行った18年(70.4%)に比べれば改善しているが、前回調査の22年(51.3%)よりは悪化している。つまり、半数弱の方が被害経験を持つわけだ。あおり運転の被害者は後を絶たない。
だが、因果応報と言うべきか。あおり運転をした運転手の意外な顛末とは?
佐藤奈々子さん(仮名・30代)は、友人の運転で片側一車線の狭い山道を走っていた。
「友人と一緒に遠出することになり長い上り坂を走っていると、突如、後方から車が猛スピードで接近してきたんです」
楽しいはずのドライブから一転、恐怖を感じていた。ハイビームで照らしながら、佐藤さんたちの車のすぐ後ろにぴったりとくっついている。佐藤さんたちは、路側帯を見つけると、ハザードをつけてゆっくりと停車した。このまま去ってほしいと思っていたが……。
「追い抜いてもらうつもりでしたが、その車は私たちの車を過ぎたあと、20メートルぐらい先で停車したんです。私は、『車を停める場所を探していたのかな?』と思い、目的地に向かって運転を再開しました」
しかし、その車の様子はあまりにも不自然だったという。
「走り始めると、停車したはずの車も走り始め、しかも車間を詰めてきました。友人が車間を広げようと速度を上げても、同じように速度を上げる。停車すれば、向こうも停車する。そこで、これが話題の“あおり運転”だと気づいたんです」
この状態が何度も繰り返され、あおり運転をされていると認識した佐藤さんたちは、警察に通報するか悩んでいた。そして、ようやく交差点に差し掛かったところで……。
「私たちは咄嗟に右折レーンに入りました。その車は直進か左折のレーンです。横並びの状態になりましたが、オレンジの線なので、このまま別方向に行ってくれるといいなと期待しながら青信号で交差点に進入すると、向こうは無理やりコッチのレーンに切り返してきたんです」
佐藤さんたちは「また、あおり運転が始まるのか」と覚悟したが……。
「交差点の横の細道から白バイがサイレンを鳴らして現れ、あおり運転の車が止められました。おそらく、無理な進路変更が理由だと思います」
佐藤さんたちは、白バイに違反切符を切られる運転手を後方に確認し、スカッとした気持ちでその場を去った。
ハイビームであおりながら接近してくる車
佐藤奈々子さん(仮名・30代)は、友人の運転で片側一車線の狭い山道を走っていた。
「友人と一緒に遠出することになり長い上り坂を走っていると、突如、後方から車が猛スピードで接近してきたんです」
楽しいはずのドライブから一転、恐怖を感じていた。ハイビームで照らしながら、佐藤さんたちの車のすぐ後ろにぴったりとくっついている。佐藤さんたちは、路側帯を見つけると、ハザードをつけてゆっくりと停車した。このまま去ってほしいと思っていたが……。
「追い抜いてもらうつもりでしたが、その車は私たちの車を過ぎたあと、20メートルぐらい先で停車したんです。私は、『車を停める場所を探していたのかな?』と思い、目的地に向かって運転を再開しました」
しかし、その車の様子はあまりにも不自然だったという。
「走り始めると、停車したはずの車も走り始め、しかも車間を詰めてきました。友人が車間を広げようと速度を上げても、同じように速度を上げる。停車すれば、向こうも停車する。そこで、これが話題の“あおり運転”だと気づいたんです」
運良く白バイが現れて…
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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