“中学受験界隈”で広まる「子どもの人生は10歳で決まる」という暴論。子どもを良い大学に行かせる方法は1つじゃない
高校受験の方が偏差値が上がりやすい
さらに、高校受験のほうが偏差値は上がりやすい。中学受験は、首都圏在住のトップ層がこぞって参加するので、公立小学校のテストで100点を連発するような子ですら偏差値50に届かないのが実情ですが、高校受験は上から下までほぼ全員が受けるからです。
さらに、中学受験で「成功」したトップ層は、ほとんどが付属高校へ内部進学するため、高校受験へ参入してきません。ですから、高校受験はトップ層が不在のままで戦うことができます。上から下まで幅広くそろっているので、「偏差値50」を取るのも容易。
中学受験では偏差値40程度だった子でも、中学生向け全国模試では偏差値50~60を取ることも珍しくありません。
勉強のモチベーションの根源は、やはり「できること」です。結果が出るから楽しくなって、もっと勉強したくなる。
少なくとも、私を含めた周りの東大生たちはみんな「できたから勉強は楽しかった」と答えました。
1時間あたりの偏差値上昇量は、明らかに中学受験より高校受験のほうが大きいでしょう。より子どもたちのモチベーションにポジティブな影響を与えやすいのもまた、高校受験だと考えられます。子どもたちが自分から勉強するようになってくれれば、親は手がかからず、労力も節約できる。
注意すべきは「深海魚」

『勉強にかかるお金図鑑: 幼稚園から大学まで』(笠間書院)
―[貧困東大生・布施川天馬]―
著述家、教育ライター。 一般財団法人「ドラゴン桜財団」評議員。 1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を編み出し、一浪の末東大合格を果たす。著書に最小コストで結果を出すノウハウを体系化した『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』など。株式会社カルペ・ディエムにて、お金と時間をかけない「省エネスタイルの勉強法」などを伝える。MENSA会員。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)![]() | 『東大式節約勉強法』 目標達成のための最短ルート、最小コストの具体的な方法が満載 ![]() ![]() |
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