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30歳芸人、“軽トラキャンピングカー”生活のリアル。「早く普通に暮らしたい」けど、辞められないワケ

軽トラキャンピングカー生活のリアル

 実際に軽トラキャンピングカーに住むのは、どれくらいの経費がかかるのだろうか? 「まず駐車場が月極で1万5000円。電気代はソーラーパネルなのでかからないです。トイレは公園のを使わせてもらって、お風呂は区の格安ジムまで入りに行って、お水は専用ペットボトルを買えば無料で何回も水をもらえるスーパーがあるので」  また、「たまに無料で入れてくれる銭湯もある」と微笑む。 「野方にある銭湯『たからゆ』なんですが、芸人に優しいすごく気さくな店主で『もういいよ!』ってたまに無料にしてくれます。僕の『あでしゃ』の切り絵を貼ってくれたり、切り絵の個展を開催させてもらったこともあります」
居間

後輩と鍋を囲むこともあるという

 車内で自炊をすることもあるようだ。 「冷蔵庫はありませんが、クーラーBOXで野菜も納豆も1日は持ちますね。コンロがあるので野菜炒めを作ったり、後輩を呼んですき焼きパーティをしたこともあります」
洗い場

洗い場も完璧

 お酒はあまり飲まないようで、先輩芸人の送り迎えがいつでもできることも軽トラキャンピングカーに住んでるメリットだという。 「あとは僕、音楽が大好きなのでフェスに行く時は最高ですね! 近くの温泉に入ってすぐ寝れるので。他にも“軽トラキャンピングカーに住んでいる”って言うと、芸人の先輩にも『どういうこと?』ってすぐに覚えてもらえるから良いことだらけです」

「早く普通に暮らしたい」

寝心地

寝心地は良いそうだが「早く普通の家に住みたい!」と笑うはっしーはっぴーさん

 話を聞く限り、なかなか充実した生活に思えるが、はっしーはっぴーさんは真顔で「早くこの暮らしをやめたい」と話す。一体なぜ? 「いやぁ、普通に暮らしたいですね。芸人仲間が『部屋が狭い』とか愚痴ってても、六畳一間でも家がいいじゃん!お風呂もついてるし!って思いますよ。この暮らしは楽しいけれど、1日で飽きますよ!飽きるけど住んでいるのは、とにかく売れたいから!早く売れて家に住みたい!」  売れるために始めた軽トラキャンピングカー生活だが、そもそも彼にとって“売れる” とはどういうことなのだろうか? 「うーん、なんですかね。メインでCMが決まったら『売れたなぁ』って思えるのかな。CMが決まったら、軽トラキャンピングカーから降ります」  果たして、はっしーはっぴーさんが軽トラキャンピングカーから降りる日はくるのだろうか……。 <取材・文/吉沢さりぃ、撮影/長谷英史>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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