更新日:2025年06月26日 14:27
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“身寄りのない人”の孤独死現場の壮絶さ。特殊清掃員が明かす「費用が高額に跳ね上がる」納得のワケ

ここ数年で孤独死の増加を実感

とはいえ、身寄りのない人の特殊清掃費用は基本的には不動産屋が負担することになる。 「身寄りのある人だと特殊清掃費用を家族の方が負担してくれることもあるのですが、身寄りのない人の場合は不動産屋が負担することになります。なので、最近は身寄りのない人を入居させるにあたって、保険会社の加入を必須にするといった対策を取ることも増えてきました。特殊清掃にいくら保険がおります、遺品整理にいくら保険がおりますといった感じで、細かく決められている保険があるのです」 こういった対策によって、最近は保険会社が負担することも増えてきた。 「孤独死は年間7万人いて、ほとんどが東京・大阪・名古屋・福岡など主要都市に集約されています。主要都市で孤独死する人の多くが身寄りのない人たちなので、最近になって孤独死保険といったものが普及してきました。5年くらい前は孤独死保険は普及しておらず、特殊清掃業者も少なかったので、ここ最近でどれだけ孤独死が増えたのかということが肌感覚でわかります」 そんな中で、清掃の技術を磨いてきたという。 「部屋の中の悪臭を人の鼻で感知できなくなるまで回復させるにはどうしたらいいかと毎日考えながらやっています。“清掃”の範疇だけでやっていると辿り着けない領域というのがあって、細胞学などを学びながら清掃に応用しています。せっかく清掃を頼んでもらっても臭いが取れず、人に貸し出せないといったことがないように、日々清掃方法をアップデートして、どんな状況の部屋でも完璧に仕上げられるように努力しています」 <取材・文/山崎尚哉>
(公社)日本ペストコントロール協会認証技能師。1992年、東京都大田区生まれ。地元の進学校を卒業後、様々な業種を経験し、孤独死・災害現場復旧のリーディングカンパニーである「ブルークリーン」の創業に参画。これまで官公庁から五つ星ホテルまで、さまざまな取引先から依頼を受け、現場作業を実施した経験を基に、YouTubeチャンネル「BLUE CLEAN【公式】」にて特殊清掃現場のリアルを配信中!趣味はプロレス観戦
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