元ユニクロ店員が嘆く、試着マナーが悪い客。よく盗まれる商品は…――仰天ニュース特報
大事件ばかりがニュースではない。身近な小さな事件の方が人生を左右することもある。「人と人とのコミュニケーションの難しさ」を通じて考える、現代社会に必要なマナーと思いやりとは? 大反響を呼んだ仰天ニュースを特別セレクション!(初公開2019年10月20日 記事は取材時の状況)
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今や海外にも多数の店舗を構えるユニクロ。景気の冷え込みに戦々恐々の日本経済において、非常にありがたい存在の彼らだが、中にはちょっと困った客もいるという。
「文化の違いなのか、周りの視線をあまり気にしないようで、通路にある鏡の前に大量の荷物を置いて何着も試着してしまう人は結構いますね」
そう語るのは豊島区のユニクロでアルバイトをしていた星川さん(仮名)。
「あと、中国語でも韓国語でもない言葉で普通に話しかけてくるアジア系のおばちゃんにはちょっと戸惑いましたね。都内の店には大抵、対応できる人がいるのですが、どう対処していいのやら……」
結局は身振り手振りでどうにかなったそうだ。想像するとちょっと可愛らしい気もするが、確かに困惑してしまうかもしれない。
「とはいえ、今挙げたお客さんは可愛い方。この人たちもそうですが、多くの海外からのお客さんは純粋に日本のユニクロでの買い物を楽しんでくれます。それにちょっとしたマナー違反は声を掛ければ大抵わかってくれます」
それでは本当に困ったお客さんとはどういった人たちなのか……?
以前、新宿のユニクロで働いていた柏木さん(仮名)は立地にちなんだエピソードがあるという。
「2丁目が近かったので、ゲイイベント用の衣装を持ち込んで着替えていく外国人がいました。迷惑でもありますが、もはや唖然……といった感じでした」
ちょっと面白いが迷惑なことに違いはない。
先述の星川さんが語ってくれたのはマナーというかもはや犯罪レベルの話だ。
試着室に持ち込める点数が決まっているという説もあるが、混雑時などノーチェックで持ち込めてしまうことが少なくない。
「もちろん、海外の方に限った話ではないのですが、試着の際にたくさん持ち込んで1点だけ盗む、というのが結構ありました。大抵はバッグに入れるようですが、試着したまま出て行く人も。後から掃除のために入るとタグが落ちていたりして気づくんです。盗まれる商品は大体、コンパクトに持ち運べる『ウルトラライトダウン』でしたね」
日本に来てみたら思ったより寒かったのだろうか。『ウルトラライトダウン』の利便性が悪用されてしまった悲しい話だ。
文化の違い?マナー違反の観光客たち。中には犯罪行為も……
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