お金

大手商社勤務の30代男性が「自宅売却、家庭崩壊に至った」顛末。消費者金融に返済ができなくなり…

金の暴落で家を売却し離婚してしまった30代男性

家で落ち込む中年男性

※写真はイメージです

私が担当していたお客様に大手商社に勤めていたAさん(36歳)という男性の方がいました。 Aさんは商社で資源の担当をしていたため、金価格に詳しかったです。知識を活かしてゴールド投資で利益を得ていましたが、当初は慎重な性格もあり、100万円程度を金投資に充てていました。 順調に利益確定をしていましたが、ある時「もっと大きな金額で投資をすれば家のローンの返済ができる」と思ったAさんは、なんと消費者金融でお金を借りて金投資をするようになったのです。 大手商社に勤めていたので信用力が高く、なんと1000万円の資金を調達し、2000万円の自己資金すべてを合わせて3000万円で金投資を行いました。 結果は……。金の暴落が起きてしまい、消費者金融に返済ができなくなり、自宅を売却することになりました。 しかも金投資に熱中しすぎて奥様との関係もおかしくなり、離婚までしてしまいました。投資で負った借金は自己破産の対象外なので今も返済を続けています。 このように、いくら安全だといわれている資産でも一極集中投資をしてしまうと、大きく資産を減らしてしまう可能性があるので注意してください。

一極集中投資の最悪の例は「レバレッジ投資信託」

金はまだ25%の下落で済んだので、まだ良い方かもしれません。中には、1年足らずで資産の90%以上を減らしてしまった投資商品もあります。 それが「SOXL」というETFで、アメリカの主な半導体企業の株価に連動しているフィラデルフィア半導体指数の3倍の値動きをする商品です。 3倍の値動きをするので、例えば1%指数が上昇したら、SOXLは3%上昇する仕組みです。 少ない投資資金でも大きな利益を短期間で狙えるとして非常に人気がありますが、裏を返せば、非常に危険な商品でもあります。 2022年半導体指数は大きく下落をしたのでSOXLに投資をした人は、1年足らずで90%以上の資産を減らしてしまいました。
チャート

画像は「tradingview」より

このように一極集中投資は非常に危険なので、投資を行う際は必ず長期分散投資を行うようにしてください。
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投資の基本は長期分散投資
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某メガバンクに11年勤務。リテール営業やプライベートバンカー業務を経験。その後、外資系保険会社で営業。現在は金融ライターとして独立。FP1級保有。難しい「お金の話」をわかりやすく説明することをモットーにしています。公式SNS(X)は、@watanabesatosi7
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