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居酒屋でも相次ぐ“見えない値上げ”…とある大手チェーン店は、内税を“外税”にこっそり変更

値上げの本番はこれから! リアル娯楽離れが加速する

[夜遊び値上げ]大調査

消費経済アナリスト・渡辺広明氏

 ’25年6月だけでも、食品を中心に1932品目が値上げとなる。前年同月比で実に約3倍の水準だ。  消費者にとって“値上げ”の報道はもはや日常風景となったが、帝国データバンクの飯島大介氏は「今年は例年以上に値上げ機運が長く続く」という。 「’22年から原材料費やエネルギーの高騰が続き、’24年でやや落ち着いたように見えました。しかし、’25年からは人件費の上昇が主因となり、再び値上げのサイクルに入りました。今回は“終わりが見えにくい”のが特徴です」

“リアル”はもはや庶民の手に届かなくなりつつあるか

[夜遊び値上げ]大調査

※画像はイメージです

 影響は食品や日用品にとどまらず、男たちの夜の娯楽をも直撃している。中でも顕著なのが酒類だ。  今年4月には大手酒造メーカー3社がビールやハイボールなどの主力商品を軒並み値上げ。さらに「10月には日本酒も5〜20%の値上げが予定」と飯島氏。  そうした製品の値上がりはサウナや居酒屋などのサービスの価格にも波及する。  消費経済アナリストの渡辺広明氏は、男の娯楽は今後「リアルからオンラインに流れる」と分析する。 「オンラインサービスも最近は数百円単位で値上がりしていますが、それでもほかの娯楽に比べればコスパがよいと見られています。入場料も交通費も不要ですし、“気まずさ”もない。特に若年層の男性ほど、そちらにシフトしている印象があります」  リアルで飲み、遊ぶには、それなりの覚悟と予算が必要な時代がやってきたのだ。 【ライター・キンマサタカ氏】 1977年生まれ。出版社勤務後独立。尿酸値13の痛風持ちだが、発作が出ても足を引きずりながら立ち飲み屋の取材をする 【消費経済アナリスト・渡辺広明氏】 やらまいかマーケティング代表取締役。流通アナリスト、コンビニ評論家。消費者目線から見た経済や消費分析に定評がある 取材・文/週刊SPA!編集部
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