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「白い服に天つゆをこぼされた」“飲食店で走り回る子ども”を注意したら…母親の“逆ギレ一言”にア然

まさかの理不尽な逆ギレ

まさかの理不尽な逆ギレ

※画像はイメージです

 その場を見ていた夫は、すぐに兄弟の母親と思われる女性に注意を促しました。「子どもが店内で走り回るのは危険ですし、他のお客さんにも迷惑ですよ」と穏やかに声をかけたそうです。  しかし、その返答は思いがけないものでした。 「落としたのは店員の方でしょ?うちの子のせいにしないで」と、その母親は逆に声を荒げてきたといいます。 「一瞬、え?って固まっちゃいました。まるで責任転嫁されたような感じで……」  騒ぎを察知した店側のスタッフが間に入り、母子に声をかけたところ、その女性は足早に子どもを連れて店を後にしました。スタッフたちは、再度望月さんに謝罪し、クリーニング代の申し出や、お詫びの品も提案してきたとのことです。 「スタッフの方たちは本当に丁寧で、誠意を見せてくださって。だからこそ、あの母親の態度だけが、今でも引っかかっています」

苦い記憶となった結婚記念日

 本来なら、思い出に残る楽しい記念日になるはずだったこの日。しかし実際には、望月さんご夫妻にとっては、少し苦い記憶となってしまいました。 「せっかくの料理も、正直あまり味を覚えていないんです。なんだか気持ちが落ち着かなくて」  それでも、取材の最後に望月さんはこう語ってくれました。 「もちろん、子どもが元気なのはいいことだと思います。でも、それを見守る大人の姿勢が問われるんだなと感じました。あの日のことで、子どもが悪いというよりも、親の態度が残念だったんです。私たちも、もし親になることがあったら、周囲への配慮を忘れないようにしたいねって、夫と話しました」  一見、些細なトラブルのようにも見えるこの出来事。しかし、外食の場は多くの人が共有する空間だからこそ、そこに必要なのは「思いやり」なのかもしれません。望月さんの言葉には、そんな静かな教訓が込められているように感じられました。 <TEXT/八木正規>
愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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