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「なんでこの店を選んだのか理解できない」デート相手の女性が「居酒屋のメニュー」を見た直後に激怒。軽率な“生”が命取りに

その後、あえなくブロックされてしまう

「画面にばかり集中していて、全然気がつかなかったんです……。『多少の単価は作ったから、私はもう帰るね』とLINEが来たと思ったら、3000円を残して立ち上がってしまいました。もう怒りよりも情けなさが勝って、自分も焼酎をロックでひたすらがぶ飲みです。小一時間で6杯ほど飲んだと思います。けれど脅された手前で食欲はなく、お通しと鶏モツ煮しか食べられませんでした」  会計後、ベロベロに酔った勢いのまま川井さんに電話をかけたが、これが命取りになった。翌日には記憶のない5分の通話履歴を最後に、ブロックされてしまっていたという。 「たしかに私も軽率ではあったかもしれませんが、あんな言い方はひどいじゃないですか。それに言い返したかったし、なにより本当は仲直りしたかったんです。だって瑠美さんより一緒にいて楽しい人にこれから出合える気がしないので……」  彼女の表現ぶりは常軌を逸しているものの、内容自体の筋は通っているだろう。カンピロバクターはもちろん怖いが、その後にギランバレー症候群にかかってしまうリスクがあるのが一層恐ろしいわけである。  運命の恋を引き換えに、望月さんは健康リスクを負わずに済んだとでも言っておこう。  なお、ジビエの生食は禁忌であるし、「低温調理」にも一定の加熱温度とその時間に基準があるので、留意されたい。皆さんも、相手の望まない「肉の生食」をさせてはしまわぬよう、幹事の際にはどうかお気をつけを。 <TEXT/鬼怒川庸二>
街角では知り合いに間違われ、飲み屋では酔客に話しかけられる性質を持つ。娑婆の声に耳を傾けているうちに、自然と副業ライターになった。本業もまた別ジャンルの書く仕事。ドッペルゲンガーの報告はこれまで30件超にのぼる
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