更新日:2025年07月18日 18:23
エンタメ

【独自】小向美奈子(40歳)がいま振り返る、アイドル、AV、ストリップ…それぞれの“デビュー秘話”「脱ぐことに抵抗はなかったよ」

四十路を迎え、熟女の艶っぽさを醸し出すようになってきた小向美奈子(40歳)。20〜30代は覚せい剤で3度の逮捕、そして服役と波乱万丈な生活を送ってきたが、現在は年相応に落ち着いてきているのだろうか。内面も成熟した“大人の女性”になっているのか、気になるところだ。 刑務所生活の思い出や現在の生活を率直に語った前編のインタビューでは、引きこもってアニメを観る日々と、外出すると朝まで帰らない飲み歩きという両極端な生活を送る様子、飲酒時の斜視が“キマッてる”と誤解されることへの悩み、男女両方に恋愛感情を持つことなどを告白。 40歳を迎えた今も「職業は小向美奈子」と自分らしく生きる姿勢を貫いている。引き続き、後編では“デビュー”という言葉に着目。AV女優、ストリップーー世間から好奇の目を寄せられたデビューにも、「脱ぐことに抵抗はなかった」という彼女がいま振り返る、デビュー当時の秘話とは。
小向美奈子

小向美奈子

世の中で怖いのは「人間」

――デビュー25周年を迎えましたね。デビュー前はどんな女の子だったのでしょう!? 小向美奈子:地元は埼玉県なんですけど、地元にいたのはせいぜい中1か中2くらいまで。あとはほとんど渋谷にいた。当時は「チョベリバ」とか言ってるガングロのギャルたちがいたころ。“埼玉民”からすると、都会ってせいぜい行けて池袋で、新宿とか渋谷ってなると怖いんですよね。最初はちょっとビビりながら行ってました(笑)。 ――渋谷のストリートで学んだことはありますか。 小向美奈子:なんだろう……、人を信じるなってことかな。特に優しく言い寄ってくるヤツは危ない。世の中、詐欺師みたいな連中がいっぱいいるから。すぐに騙されて、金とか持ってかれちゃう。騙された後に、「あれ?」って気づく(笑)。 ――それは困りますね。 小向美奈子:私、もともと相手が何者か、あまり気にせずに人付き合いするタイプの人間なのね。「いいよ、いいよ~」みたいに接するから、都合よく使われちゃいがちなんで。だから、こいつ変だなって思ったら友達に会わせてチェックしたりしてた。そのなかで、人を見る目は磨かれたかなと思います。そうやって段々と、新規の人間とは深く関わらないようにするようになっていった。世の中、何が怖いって、結局人間しか思い浮かばないですからね。

逮捕されたあとにも残っている人

――昔からの付き合いがある人がやはり信用できると。 小向美奈子:うん。逮捕されたときも、昔から付き合いがある人は、みんな本当の私を知ってるから、普通に「久しぶり~」と変わらずに接してくれた。お金がないっていったら、ご飯食べさせてくれたり、「また仕事しよう」と声かけてくれたり。そういう付き合いのある人しか、今は残ってないね。だから、いいヤツらばかりが残ってるし、集まってもくる。もう、家族、身内、仲間……みたいな間柄だよね。 ――それは小向さんのお人柄もあるのではないでしょうか。 小向美奈子:昔から、人のことを裏切らない、貶めないって、嘘つかない、騙さないっていうのが自分のモットーだから。そういうことは、させないし、しないし、許さない。そういうところは、昔から前面に出して人と付き合ってる。自分はこういう人間なんだって。 ※結局、一番怖いのは人間という小向さんの確信は、十代にしてすでに醸成されていた。「職業・小向美奈子」を標榜する彼女にとって、25年間の芸能生活の要所要所で訪れた、さまざまなデビュー当時に思っていたこととは?有料記事後半では、その“本音”を余すことなくお伝えする。(残り:2173文字)

性風俗、女性問題、金融犯罪などを中心に取材・執筆するフリーライター。性とお金に対する欲望と向き合う人間のフィールドワークがテーマ。ショークラブダンサー等を経て、未婚で1児を出産後、結婚。3児の母。高齢者の性を取材・執筆した『ルポ 高齢者のセックス』(扶桑社)など著書多数。性の仕事に対する差別や偏見解消に取り組む一般社団法人siente代表。
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芸能生活25周年、40歳バースデーを記念して作られた『ふた たび 小向美奈子写真集』は絶賛発売中。