ライフ

平成から進化したギャルメイクの今「“ギャルはこう!”というルールがない」

Y2Kブームと令和ギャル

ギャル服

ド派手なギャル服がズラリ

——Y2Kトレンドとギャルメイクへの関心の高まりには、どのような関係があるとお考えですか? ふきてぃす:今の令和のギャルが想像する「20年前のギャル」、それがY2Kブームと繋がっていると感じます。海外のお客様から「Y2Kっぽくしたい」というリクエストもいただきますし、スタジオも壁をピンクにしたりと、Y2Kの流行を意識した演出もしています。 ——最後に、店長が感じる「令和のギャル」について教えてください。 ふきてぃす:平成ギャルは「ギャルはこう!」というルールがあったように思いますが、令和のギャルはもっと自由度が高いと感じます。たとえば、眉毛の細さにしても、平成のときのようにギャル=細眉というルールがない。みんながそれぞれ自分らしいギャルを楽しんでいる、と思いますね。

25年ぶりにガングロギャルに大変身! ギャルメイクの進化と「自分ウケ」マインド

カワノアユミ

筆者(カワノアユミ)の普段のメイク

ここからは、実際に筆者(カワノアユミ)が「LOALO GALMAKE STUDIO」でギャルメイクを体験したレポートをお届け! リクエストしたのは、もちろん“ガングロギャルメイク”。というのも筆者、実は25年前、まさに全盛期のガングロギャルだったのだ。だからこそ、令和のギャルメイクがどう変わったのか、めちゃくちゃ気になるところ。
25年前

25年前、ギャル時代の筆者(カワノアユミ)

メイクはふきてぃす店長が自ら担当! 推定15cmの“ギャルかわ”ネイルで、丁寧にファンデーションを塗ってくれる。しかも肌に優しい成分なのか、つけ心地も快適。平成の頃は「M・A・C」の黒ファンデが定番だったけれど、匂いがキツくて苦手だったり、肌に合わなかった人も多かった。 さらに感動したのが、ファンデの塗り方の丁寧さ。かつてのギャルは顎下まで塗らず、顔だけ浮いて“お面状態”だった。しかし、今回は首との境目も自然。白い首とのグラデーションがキレイに仕上がっていて、「あの頃、これができていたら……」と思わず遠い目になる。 続いてアイメイク。これが意外とシンプル。昔のように濃いシャドウをガッツリ塗るわけではなく、白いアイシャドウをベースに、目の下にはぷっくりとした白い涙袋。平成時代は白ライナーを引くだけだったが、令和のギャルは立体感重視。 アイラインは上下しっかり引いて、バサバサの束感あるつけまつげをオン。リップはほぼ白に近い薄いピンク。仕上げに金髪ウィッグとギャル服に着替えたら……ギャル爆誕! 鏡を見て、思わず絶句。 「え、これは……バンコク深夜のテーメーカフェ前にいるレディーボーイ!?」
ガングロメイク

ガングロメイクをした筆者(右)

25年という月日はギャルメイクが似合わなくなるほど筆者を老けさせていたようだ。 メイク後はプリクラを撮りに渋谷の街へ。道行く人の視線が刺さる刺さる……。ああ、そういえばギャルだった頃もこんな感じで見られていたっけ。でもあの頃は、そんな視線なんて気にもしてなかった。この羞恥心はいつから育ったのか。
プリクラ

メイク後にプリクラを撮影

でも、ふきてぃす店長の「自分が良ければそれでいいっしょ〜」精神を思い出す。そう、自分が可愛いと思えばそれでOK。何を言われようと気にしない。それがギャルマインド! ……やっぱり、ギャルって、いつの時代も最高ですね。 【ふきてぃす】 黒肌美女雑誌「LOALO」専属モデル兼「LOALO GALMAKE STUDIO」店長。 Instagram:@fukitanaka、TikTok:@1225fuki <取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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