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“レズビアン告白”で話題の女性アイドルを直撃。複雑すぎる家庭環境…「刑事が20人くらい入ってきた」ことも

両親が反対した理由は「危険だからダメ」ではない

白亜御前さん

東京サイコパスのメンバーと

――高校生が単身で上京となると、ご両親も賛成はしなかったでしょうね。 白亜御前:はい、ただうちの両親が反対した理由は、普通の家とはちょっと違うかもしれません(笑)。東京が危険だからダメ、というような理由ではないんです。要するに、「学費や生活費を実家に頼るだろうからダメだ」というものでした。我が家は昔から、かなりの放任主義だったと思います。結局、すべて自分でバイトをして賄うことを条件に、上京を許されました。実際、バイトはかなりしました。朝は、自動販売機を詰め替えるときに車に乗って駐禁を取られないようにする仕事をやっていました。これは高校生にしては結構なお金になりました。昼はカフェ店員をして、夜は同じ店がバー営業をするのでそのまま働き通しでした。 ――なかなか変わった価値観のご両親で驚きました。 白亜御前:私は6人きょうだいの末っ子なのですが、いつも家庭に感じていたのは、子どもが置き去りなんですよね。良い風に言えば、父と母がいつまでもラブラブなんです。2人だけの世界に子どもがいる感じで。これは結構大人になってから気づいたのですが、うちの両親は寛容なのではなく、無関心なんですよね。だから私が18歳で刺青を入れたときも、単身で上京すると言ったときも、レズビアンであることを打ち明けたときも、強い反対はないんです。関心がないから。

父には「指名手配されていた」過去が?

――あらゆる価値観を受け止めてくるのではなく? 白亜御前:おそらく。私は上京して、レズビアンのコミュニティに所属しましたが、子どものことを思って反対する親御さんはわりと多いんです。セクシャリティは自由であるべきだと思いますが、一方で、実社会において足枷になることがないとは思いません。そうしたことを考慮すれば、少し懸念を示すのも親の愛情なのだと思います。ただ、私の両親については、「あぁそうなの」みたいな感じなんですよね。熟慮したとは思えなくて(笑)。 ――白亜さんからみて、ご両親はそれぞれどんな方ですか。 白亜御前:人間としては結構エッジの効いた人たちだと思うんですよね。ただ、親としてはあまり好きになれない時間が長かったですね。  父は怒りの沸点がかなり低く、すぐに手が出るタイプの人です。人間関係に難があって、友人がほとんどいないと思います。昔、東京の大学で学生運動をしていたことがあって、当時の武勇伝をよく話していた記憶があります。嘘か本当かわからないけれど、「全国指名手配をされていたんだ」「ヌンチャクで人を殺したことがある」と言っていました。実際に私が目撃したのは、小学生くらいのとき、実家に大阪府警の刑事が20人くらい入ってきて、家の中を一斉捜索していたことくらいです。当時、父は大阪で仕事をしていたので、大阪府警が来たのだと思います。  母は、学生運動をしていた父の演説を聞いていたようです。意味はよくわからないんですが、学生運動の集まりで父が弁当を食べている姿に一目惚れしたとか(笑)。そういえば、父はほぼ自宅にいましたが、母はずっと働き詰めだった気がします。
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「下敷きが買いたい」と主張したら、母が号泣…
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ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
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