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“レズビアン告白”で話題の女性アイドルを直撃。複雑すぎる家庭環境…「刑事が20人くらい入ってきた」ことも

「下敷きが買いたい」と主張したら、母が号泣…

白亜御前さん

背中には蝶の羽をモチーフにした刺青が

――子ども時代、辛かったことは多かったですか。 白亜御前:正直、無数にあります。ただ、3年くらい前に「こんな感情を引きずるほうがつらい」と思ったんです。そこからは、もう考えないようにしています。とはいえ、やっぱり思い出してしまうこともあります。  たとえば小学生の頃、クラスで順繰りにいじめられていくみたいなのがあって。私も標的にされました。その次の子がいじめられたとき、被害者の子が「白亜ちゃんにいじめられた」と言ったんです。しかしそれは事実ではありませんでした。けれども両親は、「謝ってこい」と言って私の話を聞きませんでした。両親は私がいじめられていたことも知っていたのに、私を信じてくれないんだなと淋しい気持ちになりましたね。  お話した通り、父はすぐにキレる人で、特に応援している野球チームが負けたときはかなり機嫌が悪くなるなど、子どもが何か悪いことをしたという基準で叱るのではなく、自分の気分で怒る人でした。母は、そんな父を崇拝していて、いつも気を使っていました。子どもたちに求められるのは、父を怒らせないことだったと思います。小学4年生くらいのとき、私は当時すでにわがままを言わないように気をつけていたのですが、「可愛い下敷きが買いたい」と母に言ってしまったことがありました。すると母は「こんなにいっぱいいっぱいで暮らしているんだから、わがままを言わないで」と泣き出してしまったんです。すぐに家族会議が開かれて、父から大目玉を食らいました。「もう自分の欲求を口にするのはやめよう」と思いましたね。

親としてではなく、人間として…

白亜御前さん

いまでは芸能活動も応援してくれているそうだ

――精神的にはかなり抑圧された幼少期でしたね。ご両親は放任主義とのことですが、学校行事もあまり参加されなかったですか。 白亜御前:記憶する限り、来たことはないと思います。授業参観も来ないですし、運動会は代わりに姉が来てくれました。振り返って思うのは、両親と過ごした時間は淋しいながらも必死で生きてきたので、あまり現実を直視しなかったんですよね。ただ、学年が上がって、他の子たちの家庭環境を知っていくと、途端に苦しくなりました。淋しいだけだったのが、辛さとか苦しさも感じるようになってしまいましたね。 ――現在、ご両親との関係性はどうなのでしょうか。 白亜御前:芸能活動も応援してくれていますし、年に1度は会うようにしています。また、現在のパートナーが彼女自身の母と仲良くしていることに感化されて、私も自分の母親と距離が少し縮まればいいなと思っています。最近は「親としてみるのではなく、人間として向き合ってみよう」と見方を変えるようになりました。だから関係性は悪くはないんです。
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生き様をステージで見せたい
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ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
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